最新釣果  その20

ちあきちゃんを、東京湾へ強制出張を命じたのには、訳があった。
金策に走り回る毎日を過ごしている私は、「ひらめ釣りのために、7月8月と釣りしないで稼ぐから」と言っていたからだった。なのに、6月の12日私の超無責任発言が飛び出す。
「6/29さ、大原でイサキなんだぁ〜。そして、8月はサ、聡丸、鬼カサゴ月間にしたから」
「え〜!!あねごぉ〜!行かないって言ったじゃないですかぁ...。私が大原の長栄丸乗りたいに知ってるのにぃ〜」
そう、私は6/28・29の土日は釣りを休むと言ってあったのだった。なので、チアキチャンは、他に釣行を決めていたのである。
「ま!そういうわけで...」チアキチャンは泣いていた。。。
「えーっとさ、今度の日曜日じゃないよね」
「なに言ってんですか!今度の日曜日ですよ!」
『悪い!間違えっちゃって、赤むつ釣りに行く予定入れちゃったんだよ。仕事関係だから断れないんだ...』
「わかりましたよ!じゃあ、来週の日曜日は空けて置いてくださいよ!」
私が、釣を始めた当初からの釣り友達「林さん」である。私が、お気に入りの竿を落としたときも一番にDaiwaのヒラメ竿やリールをくれたとても、優しい方なのである。しかし、ここのところ、一緒に釣りをする機会がなかったので、予定が空いている6/29にお誘いしたのだ。しかし、運のいいことに7/4も空いていたので、翌週にすることにした。
6/12のキス釣で「おなご釣師倍増計画」に協力していてくれていた、サメを釣った男性(翌週もおなご釣師を連れて釣行されたとか、うらやましい限りです。私も若い男と行きたいっす!)が、なんと私の家から道路を2,3本またいだところに住んでいるという。
倍増計画に協力してくれたお礼に、イッチョ誘ってみるか!と連絡をすると、『飲み会だけど、行きます』との返事...仕方ない私が運転することにした。(ま、一人で行っても運転すんだからね。)
「イサキ釣は初めてです。棚合わせ、運転よろしくぅ(^o^)/」なんて、平気で私に言ってくる。。。(わかってないな、私が誰かって事)
「棚あわせの件ですが、これは信者のツトメでございます。棚をビッシと合わせて魚をたくさん釣り教祖様に貢物を捧げなくてはなりません。これが信者の掟。暗黙のルールでございます。頑張って遂行してください。期待しています!」
一応プレッシャーはかけたが...。
私はいつに無く気合が入っていた!「たまごのため、しらこのため」
前々日夜中まで飲んで騒いでいた私。(チョット日本酒も飲んでいたので、ぐでんぐでんでした)土曜日朝の4時に起き、洗濯掃除を行い(階下の方には申し訳ない)疲れるだけ疲れて、夕方の5時には寝ようともくろんでいた。しかし、一向に訪れることない睡魔。。。
そこへ、「今日のイサキ大爆釣!10:30早揚がり」という連絡が入る...(゜ロ゜)/(゜ロ゜)/(゜ロ゜)/(゜ロ゜)/(゜ロ゜)/オォー夢にまで見た大爆釣!いても立ってもいられない私は、早く寝るための最終手段「酒の力」を借りるべく、まだ暖簾も出ていない一休へ入り、生ビールを2杯のみ家路についた。店を出たときは眠かった(ハズ)なのに家に帰ると一向に睡魔が襲わない。。。頭の中で「大爆釣」の3文字がぐるぐると回る...。
シャーク君には(教祖、自ら命名してあげました)大艫死守!12時出発!と伝えてあったのに、家を出たのは11:20。近くのコンビニにより時間をつぶし...きれなかったので、早速シャークに電話(「君」もなくなりました)道案内を実況中継でやってもらってるにもかかわらず、道を間違え「あねごぉぉぉぉぉ」と電話の向こうから、情けない声が聞こえてきた。
「あ〜此処まがんじゃねーの」
「そうそう!そうだよ!あ!見えた見えた」
私も暗闇にいるでっかい、人影を確認しました。
大原までの運転は久しぶりです!途中で、「生イキ君」を買いいつも寄るコンビニで、食料の調達。しかし、いつになく(いま迄こんなに早いことは有りませんな〜)早かったので、食料が充実してません。いつものように船上で食べるおにぎり2個と、腹が減ったのでもう1個と、お茶を買い足しました。
船宿に付き玄関前の席札を3人分確保!でも、大艫の札は無く...左舷に至っては、ほとんど無く...
「陽の当る方なのか...右舷は」艫2番目より番号札を3個Getして、港へ車を止めました。
これから長い2時間30分普通なら、仮眠をすべきでしょうが、まだ一向に、睡魔が襲ってきません。横に素直に座っているシャークは、左側の窓が見えないほどデカイ!いつもは、かわいい(と、言っておこう)チアキチャンがちょこんと座ってる(ガハハと笑いながら)はずなのに。いつもと違う景色に戸惑う私...
「なかなか、かからないね。『兄弟船』」とチアキチャンからもらったテープに手を伸ばすシャーク。
「じゃ、私が歌ってあげるよ。」と一節歌うと「姉御、歌詞違うよ」と歌い始めた。こやつさっきから私に×( ̄^  ̄ )ダメー ×( ̄-  ̄ )ダメーーーーー出しばかり...
「お会いして、間もないですが、さっきから口の利き方間違ってるんじゃないの?」と、言っても、ニコニコしてるシャーク!(自分では5歳児の笑顔と言ってました)
「少し寝たほうがいいんじゃないの?」
「うれしくて寝れない!姉御はサ気にしなくていいから」
うるさいから寝ろ!と言ってるのに...おバカはほっておくことにしました。
集合30分前。船宿を訪れると、玄関が空いていたのでお邪魔すると、私とシャークが一番乗り。
壁にかかっている『鹿』の剥製をなでなでするシャーク。3歳児も真青です!そこへ林さんが、登場!
「元気ぃ〜。最近なに釣ってんの」と矢継ぎ早に質問する私。
「最近はねかかり釣なんだよね。イサキなんて、姉御と一緒に神津に行って以来やってないよ」
え’’〜!シャークに教えてもらおうとおもったのにぃ...
「早く支度してください。今日はちょっと時間かかるところ行きますから」とママが号令をかける。会計を済ませて、支度をして船に乗り込みました。
私のクーラーやバックを、全部持ち船に行くシャーク。最近そんなことされていなかったので、目頭が熱くなりました。(うそですよ〜ん)
艫2番目に林さん左にシャークそして姉御の順番で、支度を始めます。
「おにーちゃん!この人、コマセ釣、2回目なんだって。イサキも初めてだし、教えてあげてね」
「大丈夫だよ!あねごより上手いから」
「...」そうです。ここ長栄丸の若船長は、私が、釣下手なことを知っているのです。。。。ρ(-ω- ) イジイジ...空が、明るくなり始めた、4時10分出船しました。4時50分ポイントについたようです。「まだ、時間が早いから支度しておいてくださいあと、10分ぐらいあります」と、船長からのアナウンス。
「ハイやって〜棚は18〜16m。探ってください」私はおかちゃんに作らせた(('-'*)アリガト♪ネ)緑の蛍光針(長福丸まさき船長ありがとう)の仕掛けを最初につけてみた。カラー針餌をつけず!若からの命令。一応、セオリーどおりに3m余計に落とし、こませを振りながら、しゃくってみる。
「ここでもなのか!おまえ!」
「鰯がかかるので移動します」あっちこっちで、「あげて〜」の声が聞こえてきます。
「はいやってぇ」ブルっとあたりがあり、あげてみると「鯵君」今日も鯵で終わってしまうのかぁ...。するとミヨシで茶色いイサキを上げている人がいて、うらやましく見ていると
「あねご!しゃくんないと、魚釣れないよ」と若の激が飛ぶ。「(;^_^A アセアセ...つい見とれてました」すると隣の方が大きいイサキを何尾も上げて、そして、4本針に4匹のパーフェクト釣りをされ。。。
「すんげぇー!」と大きな声で驚いてると
「隣の人は5本の指に入る上手さだから、ちゃんとみてなお〜」と船長が声をかけてきた。見てわかるくらいならとっくに上手くなっていなきゃいけないσ(^_^)アタシ
「ちゃんと糸の色で見てるのか?」
「"\( ̄^ ̄)゛ハイ!!!見ております!教えの通りにしております」
「一匹だけであげてるから数伸びないんだお〜追い食いさせなきゃだめなの!」
「わかってるよ〜!だって、だってさぁ」と言い訳をする暇も与えないほど船長からの叱咤が続く。。。
でも、これ、これをまってたんだよね。前回船長が骨折のため、操縦できなかったので、私は約9ヶ月ぶりに船長の操縦で、釣りが出来るのだ!
いつまでたっても上手くならないσ(..*)アタシを暴力的に厳しく叱咤する船長。
「そんなに最初から怒らなくてもいいじゃんよ〜!」と口を尖らすと、
「怒ってねーよお!もっと優しく言ってもらいたいのか?」
「いいよ!気持ち悪いから」私はそんな優しい船長が好きで長栄丸に通う。
どどどぉ〜と強烈なあたり...「まて!まてよ!まだ上げんなよ!」2mほどゆっくり時間をかけてリールを巻き追い食いを狙う。
「あ!2匹ついてるよ!さすが姉御」とシャークがニコニコしてる。
「ばれるな!」船から身を乗り出してハリスを持ち上げる。
「こんなんでいいでしょうかぁ?」と振り返り船長に満面の笑みで見せる。
「よくできました。できるじゃねーおー]
台風の影響で、水温が上がり、潮色濁り、イサキ釣には絶好な条件です。しかし、しこ鰯野郎と小サバ女史にも居心地の良い条件だそうで...。
イサキが食う前にこやつらが、針にかかってきます。負い食いを待っても、こやつらが食ってくることが多く...
サバ&イワシに至っては、小さかろうと大きかろうと仕掛けをぐちゃぐちゃにしてくれる天才なのだ!
左隣のおじさんは、イライラし始めたのか、サバやイワシを針からはずしては、海面に叩きつけていました。
「嫌だな」私だって、仕掛けをぐちゃぐちゃにする、野郎どもは嫌いです。でも、そんな風にしなくても。。。
どこへいってもどこへいっても、イワシとサバは沸いてくる様にいます。
「わーい!釣れたよぉ〜!ひらまさ!の3点掛けだぁ!」とニコニコしている右隣の人。
5歳児の笑顔だそうです!現実はおっさんです!「今度はトリプルだ!お!ひらまさとかんぱちだ!」とサバとイワシを釣ってもニコニコしている、3歳児も真っ青なシャーク。
私はちょっとだけシャークを尊敬してしまいました。




私は、漁師ではありません。食べられ分釣れば満足なはずだったのです。
移動中「兄弟船」を歌い、「バカヤロウー」と叫び、おにぎりを食べ、船長や同船している人から釣り方を教わり、「今ばれたのは、でかかったな〜こーんなにあったはずだ!」とか、釣り人の負けん気に笑ったり。。。日常では話せない人達と一緒に釣りをするのが好きだったはずだった。
最近、釣果の多い少ないを気にしすぎていた私は、「どうして釣りが好きなのか」を忘れていたことに気がついた。
「せっかく来たんだからたのしまなきゃ」思い出させてくれたシャークに感謝です。
船長は大移動した。
「さっきの所でがまんして釣ってれば魚釣れたんだっけおー!仕掛けぐちゃぐちゃになって嫌だっておめーがいうからおー」
「え”ぇ〜私?そんなこと言ってないよ〜。ぬれぎぬだよ〜」そしてこちらにも鯖男クンと鰯子ちゃんが、遊びに来てくれました
私はいつになくしゃくってました。たまごの為しらこの為。。。(しつこいですが…)
笑いすぎです!
林さんがシャークの快進撃に、「棚何m?」と聞いても「?????」のシャーク。動物の本能らしいです。
「リールカウンターに書いてある数字教えてよ」
「え?あねごぉ〜!だいたい15m位だよね。。。(弱気)」
『そうそう!って、あんたリールカウンターの数字も読めないの?』今度はお付き合いします。かかり釣りでも、なんでも!




林さんは、あまり好きではない、小物の、コマセシャクリに「腰が痛い」と悲鳴を上げていました。

私は「コマセ釣り」に普段なら1時間で飽きているのに。。。がんばって、最後までしゃくってました。「たまごの為しらこの為」十分しつこいですけどぉ。。。
久しぶりのイサキをあげたところで「時間が来たので終わりにしまーす」と船長。
十分釣りました!

足出してスミマセン!修正してません(≧≦) ゴメンヨー

釣果はいさき20匹でした。


釣後記
いつもありがとうね!若船長!

ウデの内側と足にまたもや大量のあざが出来ました。
これは、がんばった、勲章だと思っています。
久しぶりの、大原の海はやさしくそして、温かく迎えてくれました。
コマセはドバドバ撒かないでも、魚は釣れます。ようはシャクリの問題のようです。海の為、魚の為、釣り人の為、ドバ撒きはやめましょうね。そして、船もかわいがってあげてください!
自分の始末は自分で!「男と女」の関係のように…。
-t( ^o^)。o 0 プハー


いさきと、ウマズラの刺身…。食べてる途中で、またもや撮りました!
たまごは…。しらこは…。話すの夢中で食べ忘れました(>_<)

林さん>久しぶりの御同行ありがとうございました。帰りには、竿3本(自作)取れたて野菜…ありがとうございました。
美味しかったです(瓜の漬物サイコ〜!)またご一緒しましょうね。
今度は…ヒラマサで(>_<)

對馬さん>「どうもありがとう」と私に言って下さい!本当にお世話しました。(;一_一)(うそですがちょっぴりホント)
これからも、「おなご釣り師倍増計画」に御協力ください!
あなたのこまし度にかかってますぅ!(嘘です!)
本日はありがとうございました!