最新釣果  その26

金曜日、釣りしたい!釣りしなきゃ…。そう思った。
7月最後の土曜日と8月最初の日曜日は釣りOFFを決定していたのに。
流石に行き過ぎだろう。私は、金持ちのお嬢様でもなければ、エリートOL、お勤めされている社会人、とはチョット違う。
預金も無いし、財布の中にも金が無いが、時間だけはあるのだ。
そこで、姉御教第一信者「太海の鉄人・オカチャン」にメールを入れる。
「一緒に行こうかな?」
「ありゃ?ヒラメ竿買うんとちゃうの?」
「真剣に釣りしたいねん」
「じゃあ、予約入れましょか?」
「お願いします」土曜日の予定が、海状況悪しで、日曜の釣行になった。

「おかちゃん元気?最近BBSに登場しないから。。。」タカギーさんにそうきかれた。
おかちゃんにそのことを伝えると「姉御が、黒むつ釣るまでは登場できません」
本当か嘘かは定かではないがそんなことを言った。
いつもお魚をいただく「幕張根」だけど、絶対黒むつだけは頂かない。
「黒むつだけは絶対自分で釣って食べるから」私は少し意地になっているようだが、初めて聡丸に乗船したときからそう思っていた。
「ほんまうまいんやで〜。持って帰りーな」そう、誘惑されても絶対持って帰らなかった。
最近では、「黒むつ釣りました〜。でも、もってかえらへんのやろ?」おかちゃんも私が、うなずくわけないとわかっているけれど、そうやって聞いてくれる。
「黒むつを釣ってやる」それが、私が決断した「8月聡丸強化月間」なのだ。

前日の夕方3:45「集合はどこにします?」とメール。
17:42「お〜い♪」とまたもメール。
私は、金曜日猫たちの抗争に巻き込まれ、一睡もしないで土曜日を迎えていた。
日曜日は、大事な強化月間の1日目。絶対、寝不足なんかで行ってはいけない!12時にはおかちゃん宅へ集合だから、昼間いっぱい寝なくては...。
で、またもや、「酒」の力を借りる。さすけにかまれても、まるとさすけが、取っ組み合いの喧嘩をしても、爆睡する状態にまで飲んだ。(えぇ。ちょっとです。350ml 5本です)
そして、死んだように眠った。メールの呼び出し音に気づいて返信したのが17:46。
まずい。。。「気持ち悪い...」結局2時間ほどしか寝ていなかった。
「竿買った?つり丸買った?」のおかちゃんからのメールに「買った」と返事していた。
なんにも買ってないし外にも出てないのに...完全なる酔っ払いになっていた。
釣道具の準備をし、シャーワーを浴びて、また少しだけ寝る。胃薬も飲み、最近は軽めの酔い止めにしていたが、「アネロン」を購入して、「おかちゃん宅」をめざす。
12:30で良いといわれていたので、12:24に着くとおかちゃんは、車の中で待機していた。荷物を積み込み「聡丸」をめざした。
車の中でもおかちゃんは、「あねご〜早くBBSに登場させてーや。姉御が釣るまではカキコできへんやん」とプレッシャーをかけてくる。
運転しながらおかちゃんは『黒むつ必釣テクニック』の講義を始める。
聞いてるだけで、つれる気になった私は、「今日こそは釣りまっせー!まかしておき!!!」と返事。
おかちゃんの「昔はやんちゃだったのね」運転で2時ちょい過ぎには聡丸駐車場へ着いていた。
「あ!俺の指定席に車が止まってるやん」2台ぶんコンクリートになっているそこに、バーンと1台真中に止めてある。
前日の話では、私とおかちゃんの2人だけの予約だったのだが、同船者がいるようであった。
「KOBUさんだったりして」とおかちゃんが笑う。
「え〜そんなことないでしょう?あ!横浜ナンバーだ!」
その車の持ち主はKOBUさんであった。
綺麗な満月だった。「一人釣行だと思ってました〜。姉御なんでいるの?今日はOFFだったんじゃないの?Fサビキやれないと困るんだよな〜!」
「っていうか、あんたがなんでいるのよ!」
KOBUさんは、「わはは爆釣隊」のなかでも、私に過激な突込みを入れられる、唯一の人だ。「早くでないかな?」と私たち3人は今日の太海の海を見てウズウズしていた。
待ちに待った受付を済ませ聡丸へと乗船する。
右舷艫より姉御、おかちゃん、KOBUさんの並びで総勢10名での出船となった。波は穏やか、空にはきれいな月が出ていた。

台風の余波や、残波が残り、29・30・31日と出船していなかった。
今日は、どうなんだろう?それでなくても、潮が早いとかで、Fサビキを下ろせななかった私には一抹の不安がよぎる。
「今日は釣らせてください。Fサビキ下ろさせてください」ポイントまでの移動中祈る思いだった。エンジンがスローになった。
「姉御さん。おめでとうございます」KOBUさんが言う。
「Fサビキを下ろせせない女」のレッテルを貼られてる私にはうれしい言葉だった。
「仕掛け下ろして。待ってって。」忠夫船長がマイクで言う。
おかちゃんは、「姉御のを先に投入します」と7本針、全長10mの仕掛けをスルスルと下ろしてくれた。
「あれ〜。サバついっちゃいましたよ」とKOBUさん。
「え?サバついた?」と忠夫船長の声がする。
「私もだ」回収すると、小さなサバが2匹ついていた。
「餌Get!」そして、はずしている途中で、
えずきはじめるおかちゃん「南原現象」だ!「水深132m」と投入の合図が出た。
(おかちゃんは、132.75933mからのスタートだったと後で教えてくれた。←ウソツキ(;一一) ジロー)
急いで投入する。
「エー姉御さんもう取れたんですか?」
「2匹だったから」
「くそーこういうときの1投目で黒むつつれたりしちゃうんだよな」とKOBUさんの悲痛な叫びが聞こえる。
しかし、そんなことは、ありませんでした。
無線から聞こえる船長たちの「どうしちゃったんだ?」の声が聞こえてきます。
何度も、船長はポイントを移動します。そして右舷胴の間で大きな黒むつを釣り上げ、
「むかつくわ〜」とおかちゃん。
「私の名前が書いてあると思うんですけどぉ」の声はかき消され・・・。
私は、「必釣!黒ムツ釣法」を、ずっとまもり、休む暇なくしゃくっていた。
【いつもの私とは違うのである】
弱いあたりのサバを数匹釣り、小さい鯵を2匹釣り...
「反応無いから、イカ行きます。準備してください」1時間半のFサビキタイム。
今回も釣り上げられなかった黒ムツ...。
しかし、今までになくFサビキが長く出来てうれしかった。
まだ時計は、6時を指したばかりだった。
姉御〜使ってや〜♪とメールを頂いていた仕掛私の大切な「仕掛師」おかちゃんが、するめイカ仕掛を渡してくれる。
「7本にしますか?」と事前調査が入ったが、スルメいかの引きに電動が悲鳴あげるので...と5本針にしてもらった。
「水深130。100からやって」100m糸を送ってから、サミングしながら底まで下ろしていった。
船中誰一人巻き上げる人がいなかった。ポイント移動を除いては...。
私は艫の場所を最大限利用して、ツノはほとんど吹流しであった。
「ここの場所の人は、こうやってええんです。私の場合はそういう特典がありません」と色々と教えてくれるおかちゃん。
特典付じゃなくたって、何の問題もないじゃん!( ̄ε=‥=з ̄) フンガー
おかちゃんは!聡船長はFサビキの仕掛の回収にやってきた。
「仕掛ボロボロになる予定だったんですけどね」と無口な聡船長は寂しそうだった。
2mづつ下ろして、132mになったとき、グングンと生命反応。
「?マジで?」私の赤いカチカチ鬼カサゴ竿でも竿先が曲がった。
電動リールスイッチON!
「え?あったったん?」
「多分...」と二人で竿先を見つめる。
「あたってるやん」
「やっぱり?へへへ」一番下の角に付いていたイカは、30cmはゆうに越えていた。
これからなのか!と思った直後、聡船長が「反応ないので、またサビキで鯵狙いに行きます」と言う。
「お土産確保大作戦」だ!時計は7:45を指していた。
鯵狙いのポイントは、少し黒ムツのときよりも水深が浅かった。「65m〜80m」落としてすぐガクガクっと、生命反応。今までより少し大きい。「また、大きな鯵かな?追い食いさせなきゃ」と思って、リールをゆっくり巻くが、フワ〜と竿先がなる。
サバだ!と竿掛けにかけてスイッチオン!一生懸命手探るが、なんたって、仕掛が長い。
「あ〜!おかちゃんごめん」水面でおかちゃんのラインとおまつり。。。
「おおきいな〜。いいさばでっせ」とおかちゃんは喜んでくれる。
そして、サバの首を折って、おまつりを解いてくれる。
「ごめねおかちゃん」
「ええよ〜」とお団子になってしまったラインを解くおかちゃん。
それを横目で見ながらも仕掛を下ろす私。するとまた。。。サバ。。。今度はなんなくとりこんだ。おかちゃんが2匹とも内臓をとってくれた。
2回目のポイント移動後おかちゃんは、天秤をセットしていた。
「やるの?」
「もう、鯵も釣ったし、サバも釣ったからええんですわ」と言う。
俺も聡丸月間にしようかナ〜?一緒に釣りましょKOBUさんKBUさんも天秤をセットしていた。
「私はもう1回やってからにする。」
投入後すぐ、巻き上げるKOBUさん。。。
「え?巻いてるの?KOBUさん!ねぇ!!!」といっても返事がない。回収したら、プチ鬼カサゴ...
「いつになく真剣にあげてしまいました」と照れながら鬼カサゴをリリースする。
そして又もKOBUさん...「幼児虐待系ロリコンプレー好き」と自らおっしゃってました。
鉄人は、釣り上げるのも桁外れ。Vサインの…そして、おかちゃんが、「俺も釣っちゃっていい?」と大きく合わせ...るが、
「トホホ」
「え〜私もやるぅ〜」
「姉御のラッキカラーの針で作りました♪」とおかちゃんから作ってもらったオレンジ針夜行玉付き仕掛をセットした。
水深は90m位。
1〜2mの起伏がある。私はべたぞこ命の根掛女王!それでも、50cmは上にあげてはいるものの起伏が激しく、そして、150号の錘を乗せている竿を維持できなくなるぐらい、腕と肩が痛くなってきていた。根掛ってしまった。
「タオルかそうか?」とおかちゃんにも「大丈夫」といってラインを引っ張ったその瞬間
「ブチッ」
顔を見合わせるおかちゃんとσ(^_^)アタシ...
「ありゃ〜!100mいってもうた〜」
「何で切れるん?いつラインかえたん?あねご」と聞かれるが、
「だって、去年買ってまだ10回も使ってないよ」
「そうかぁ〜なんでやろ?」
「え〜っと!ライン買った方がいいの?それとも、200mでだいじょうぶなん?!」と聞くと金の無い事を知っているおかちゃんは「えーっと、そのー」とブツブツ...
「どっちなん!だめなの!大丈夫なの」
「えっと...買ったほうがええとおもいますぅ」
「わかった!買うよ」
そして、はちのじ結びにしてもらって、再度投入。
今度は、夜光玉無しのおかちゃん仕掛...。
ショックを隠し切れない顔をしていたのだろろう。
「姉御〜でも来週の黒ムツのときに切れんでよかったんとちゃう?黒ムツかかってて、ブッチッは辛いで〜」
「そうですよ!姉御さん100m残して200m巻けばいいんですよ!店員がやってくれますから」とKOBUさんが慰めてくれた。
もう敏感ではなくなってきた私の腕。何回か根掛りをしたが、うまく外せた。
おかちゃんが、「もしも」の時に持ってきてくれていた塩漬けのサバの切り身をつけて投入する。左舷では、大きい鯵もチラチラあがり、メバルも何匹か上がっていたようだ。
「だめです。釣れないから終わりにします」と、忠雄船長が終了を知らせる。
いつもおもうが、船長のこの潔さは大好きだ。
操縦席から船長が私に向かって、「来週は釣れるように魚に言っておくから」と笑った。
「うん!来週は、でっかい黒ムツと、でっかい鯵と、すげーでっかい鬼カサゴ釣って、聡丸のHP全部私の写真にしますからね!」と来週の闘志をギラギラと見せ付けた。
回収のハイスピードで電動スイッチON!




























が、




























何か変。おかちゃんと顔を見合わせる。
急いで、レバーを下げた。
すると、やっぱり、変。
でも、「まさかね」
竿がけにかけっぱなしの竿…。
竿先を見つめるおかちゃんと私…。
その光景をスパンカーを下ろしに来ていた聡船長も覗く…。






























鬼だ!

聡船長が大きい声で叫んだ!

タモたもタモたも!はやくして〜!

私が叫んだ!

おかちゃんが、たも取りしてくれた。

きゃ〜!私って天才!ねぇ〜!天才じゃない?

周りの空気も読まないで、1人歓喜に震えるアタシσ(゜-^*)

すごくな〜い?すごいうれしいんですけどぉ!

落としましょか?

おかちゃんがタモごと海中に投げる振りをする。

姉御さん良いサイズじゃないですか!

とKOBUさんが、笑ってくれた。

聡船長が、写真を取ってくれた。

眉毛ある?

おかちゃんと、KOBUさんに確認する私。

かわいくとってくれた?それなりにしか撮れないとか言わないでよね!

じゃあ、もう一枚撮ります。

聡船長が笑いながらもう1枚取ってくれた。

おかちゃんが、毒のとげを全部切ってくれてクーラーに仕舞ってくれた。

来週釣るの釣っちゃいましたね。

無口な聡船長がそう言う。

来週は、もっとでっかいのと、黒ムツ釣っちゃうから!

謙虚さの無い私であった。

一緒に釣りした人が、釣り上げてくれて、私も鼻高々ですわ〜♪あねご『男前』でしたナ〜

おかちゃんから、最上級の褒め言葉の「男前」を頂く。

私はオカチャンの仕掛で釣り上げたことに幸せを感じていた。

今週の「空気を読まないNo1」

今までに無い笑顔の姉御。お見合い写真にしよう!

ラッキーカラーは本当にラッキーだった。ありがとうおかちゃん

鬼カサゴ釣り上げ記念「特製オカチャン仕掛」

言われた通りに150号の錘入れてみました。どうですか?

150号の錘入れて写して♪とオカチャンに言われたので

本当は1.4kg

ただ今鬼ヒレ乾燥中!ウヒヒ




























来週も待っていろよ!
太海の海よ魚よ!
『男前』の姉御が、
どひゃどひゃ釣りまくるぜ!