『お〜い♪イカと鬼カサゴの仕掛どーすんの?』
聡丸第3弾の釣行前日、太海の鉄人・おかちゃんからメールが来た。
聡丸に乗船する時は、いつも私の仕掛師・おかちゃんが仕掛を作ってくれる。
しかし、今回は、奥様の誕生日で、乗船できない日に当たってしまったのだ。
それならば、夏休みの平日金曜日にシャークと2人で13日の金曜日に乗船することにした。
「聡君ちで、買います」と返信をしたものの、姉御教信者のおかちゃんは、とっても優しい。
「帰ってから作りますので、出発前に取りに来てください。遅くなっても、ええで〜♪」
シャークとの待ち合わせを30分早めにしてもらい、おかちゃん宅まで走らせた。マンション前に到着し、エレベーターから出て来たおかちゃんは、星とお月様がプリントされたかわいいパジャマ姿で登場。
鬼カサゴ仕掛2組と、スルメイカ用の幹糸1本とプラズノ6本を渡され、『かじきが回遊してるらしいから、カジキ狙ってもええな〜。頑張りや』と笑顔で送り出してくれた。
そして、私とシャークだけの、無謀とも思える釣行に出発した。
車内は相変わらず、おばかなシャークのボケと、ダウンタウン浜ちゃんのような殴り系突っ込みの姉御…。
しかし、今日のシャークは、あくび連発。
出発前の水曜日、家の前の一休で、後輩の方と飲んでいたのを目撃はしていた。バイトから帰っても、まだいるシャークに、「あんたまだいんの?」と嫌味を言ったが、伝わってなかったらしい…。
木曜日の朝「あれから、朝4時まで飲んでしまい…。これから釣具屋に行き夕方から寝て、23時に起床します」というメールが来ていた。
まぁ、1日寝れば大丈夫だろうと思っていた私がバカだった。
やはり、シャークも『釣りバカ』つりにいける興奮を抑えられなかったようで、あまり寝ることが出来なかったらしい。
そして、禁断の焼酎をひたすら飲んでいたらしく、「気分が悪い」を連発。。。寝不足に二日酔い(っていうか三日酔い?)船釣には一番危険度の高い体調なのである。
ヽ(´o`; オイオイ「強化月間」って、肉体的に強化する為のモンじゃないんだからさ…。
無事に聡丸へ到着。
少し早めに着いたので、軽く仮眠を取る。
しかし、根っからのせっかちな私は、おちおち寝てることは出来ない。
竿に糸通したいとか、あれ、もってきたっけ?とか、気になって仕方が無い。しかし隣のでかいおばかは、[スゥ〜ピ〜グワ〜」と寝てらっしゃる。3時チョット前、やっぱり気になって、車のドアを開ける。竿を取り出し、糸を通し、合羽に着替える。「今日はクーラー軽いッすね」と先日の仕立てのときと違うクーラーの中身を見てシャークが言う。今日は酒もって来てないモンね〜。
「でもね。これもってきました」と缶チューハイを見せる。
(>_<)あぁ。。。
一番乗りで船に乗り込む。左舷艫が私達の席だ。
「シャーク、艫に座る?」
「いいえ、教祖様どうぞ」
「そうだよね。私のほうがビギナーだからね」と素直に座る。
3:50いつもよりやや遅く、港を離れた。
「こっちサルカンにつけて、こっちは錘だから」聡船長が、Fサビキの仕掛の付け方を教えてくれる。
はーい!と返事だけは良い私。30分ほど走り…。またも、Fサビキおろせないのか?と思っていたら、「ガッタ」っと、錘が落ちる音がした。
「せんちょ〜〜〜〜〜〜」エンジンの音で私の助けの声はかき消されてしまいました。
「シャークゥ〜〜〜〜〜〜〜。こんなんなっちゃったよ〜ぉ」投入する前から仕掛がバラバラになってしまいました。
シャークは、いつもと違う人相になっていた。怖い…。
「だいじょうぶだよん」その、言葉に覇気はありませんでした。
エンジンがスローになり、忠雄船長から、
「仕掛だけいれて。潮が早いから一斉に入れます」と指令が下った。
聡船長に泣きつく私。。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。
1個ずつ、解いて投入してくれる。他の人は全員投入完了。
私の仕掛が入るのを待機している。
スミマセンみなさん。錘が…コイツが根性無しで、船の揺れでおっこちゃうモンだから…。
錘にまで責任転嫁する私。
「サミングしながらおろして」一斉に90mを目指す。
船は大きく揺れる。波はないものの、うねりがあるようだ。
ガツガツと、生命反応が感じられた。10mほど自力で巻き上げて、スイッチON!
...。って、スイッチONしないよ。これ!へ?なんで?
液晶画面が、点いたり消えたりしてる。接触が悪いのか?バッテリーのプラグを確認する。
もたもたしてるので、聡船長が見に来てくれる。電源は入っているが、巻き上げのレバーを入れるとOFFになってしまう。「え〜〜〜〜〜〜〜〜!もう壊れたの?私の電動!(>_<)って、これ壊れたら、聡丸来れないよ〜〜」
「コード持ってくる」その間私は手で巻き上げる。もう、生命反応はなくなっていた。
結局コードの接触が悪くお借りして、無事にやり過ごすことが出来るようになった。右舷ともの女性は黒ムツとデカ鯵をあげて、聡船長のカメラに納まっている。
「あれ?写真撮る魚いなかったの?」聡船長が笑いながら聞いてきた。
「デヘヘ」(^_^;)
「上げた人は下ろさないで」忠雄船長から指令が下る。今日はものすごく潮が早いようで、オマツリを避けるために1投1回のようだ。潮回りをして、合図を待ち投入。
しゃくろうと思った瞬間、ガツガツ、ゴゴゴンと生命反応を感じる。異様に重たい。
「姉御ぉきたの?きた?」「う〜ん?鯖かナ〜?」まったく以って自信が無い私です。
「あ〜鯵だ〜」でかい鯵が上針に2匹ついていました。
針をはずし、仕掛を手探ると、最後の針に
「きゃ〜!黒ムツだ〜〜〜〜〜〜!」
「わーいわーい黒むつだぁ!やったー黒ムツ黒ムツ!」万歳三唱な姉御です!

それから何度かポイントを変わり、すっかり空は明るくなってきていました。
「飲まないの?」いつも、船上で飲むことを楽しみにしているシャークなのに…。
「いつもより、気分悪いです。やっぱ、焼酎は体に合わないんだな〜。ずっと焼酎飲んじゃったから…。ビールにしておけばよかったな…」反省していない様子でした。
「飲んじゃえば?迎い酒ってことで」嫌味な私です-t( ^o^)。o 0 プハー
1投1回の規制も取れ、やりやすくなりましたが、それからも、ポツポツと、鯖が上がったり鯵が上がったりしていました。
「あねごーーーーー!たすけてぇ〜〜〜〜〜!。゜゚(>ヘ<)゚ ゜。ビエェーン」
悲痛なシャークの叫び声に鯖から針をはずし終わった私は、びっくりして、シャークを見上げます。
一瞬で理解できませんでした。「なにどうした?」
「は・はりが。。。」
「え?」
「はりがささってとれないのぉ〜。この下にまだ鯖がいっぱいついてて。。。」
左のひじにガッツリと針が、カエシまで食い込んでいました直ぐ飛んでいきたかったのですが、仕掛が私の足に絡みつき…。バタっと転倒。
聡船長は、オマツリ解きを後ろでやってました。「あぁ、聡船長!船長!たいへーん」忠雄船長が、「どうした?」
「は・はりが、腕に、この人」と外人並の日本語なσ( ̄∇ ̄;)わて
意を決したのか、シャークは「取った!」と自力で、針を抜きました…って、ヾ(--;)ぉぃぉぃ
鯖ばかり5〜6はついていた模様…。「クーラーの中、鯖でいっぱいです!餌だらけですね」
私は鯖1匹なんだけど。シャークが鯖壁に身を挺してなってくれたようでした。
「イカいないのかな?余り釣れていないのに結構粘るね今日は…」
そんな話をしていると、忠雄船長から「イカ行きます。今日は潮が早いのでツノは6本まで!」と指示が出ます。
私はおかちゃんからの仕掛ににツノをセットします。
「できる?」とおかちゃんから聞かれたとき「モチロン」と言ったのに…。
少し悩みながらも装着OK
「少し寝れば?」目が閉じかけても、必死で目を開けているシャークに声をかけました。
「トントンしてくれないと寝れない」
「(;一_一)。。。150号の錘でドンドンやってやる!」と心の中で叫んでました。。。
前回の釣行とは違い、なかなか渋いスルメイカ様です。
上から下へ棚を変えて行きますが、いっこうに乗りません。
ポツンポツンと皆さんは上げている様子です。
こういうときは、ミョウに焦ってもしかたがありません。
魚のご機嫌が悪い時は私がご機嫌になればいいのです。
シャークのクーラーボックスを勝手に開けて、缶チュウハイレモン味を取り出します。
「あんたと釣するようになってから、アルコール飲む様になってしまったよ」と、態度LLなσ( ̄◇ ̄;) ワ、ワタシ
空の青さと海の青さが同じで、とても綺麗でした。
モチロン飲んでいても、仕掛は海に入れていますヨン…。
気持ちの問題です。大きな海の小さな船の中のこと、そんなに焦らなくてもいいのです。
私とシャークは1杯ずつ釣り上げました。
「船長、鬼カサゴ出来るポイントになったら教えてくれる?」
「今はチョット深いから、最後の方でやれると思うよ」
「はーい!じゃぁ、頑張ってしゃくります」
2度ほどポイントを変えたとき「いいよ。やって。腕太くなってもかわいそうだから」
(;一一) ジローそんなこと言っちゃって…。聡船長だから許したけどぉ…。
シャークが釣り上げた鯖を貰い、餌用に切り半身分シャークに渡します。
「もうちょっと、イカやってみる」シャークは、「イカ好き・イカオヤジ」なはずなのですが、ここ、太海では本領を発揮できないらしく、首を傾げてばかり。
私はおかちゃん仕掛をセットし、海中へ沈めます。
直ぐに、魚信があり、合わせて巻き上げます。けっこう、ビクビクと言っていたので、「小さい」と確信はしてました。上がってきたのは夢カサゴのイッカ。。。
船長は大きくポイントを移動しました。
『シャーク沖干にしたいから開いて!』「わたしがですか?」『あんた、イカオヤジなんだから出来るでしょう?」と脅したものの、私は自分のは自分でやりましたけどね。1杯ですから。。。
『聡船長干してくれないかな?ミヨシまでいけない』
「え?だって、1人またげば行けるじゃん」
『こんなに揺れてちゃいけない。怖いもん』
ハイハイ…。エンジン全開の操縦席にでかい声で聡船長を呼び、干してもらいました。
スミマセン手がかかる奴等で…m(_ _;)m
190mとか210mとかすごく深くなりました。
私達は相変わらず、夢カサゴと格闘していました。
その時、ガクガクと大きなあたり。。。上げてみるとサバ。。。
そして、次もガクガクと…。なんと、シャーク家族との久々の対面でした。
イカは模様が良くなってきたらしく、30分の延長が聡船長から告げられました。
しかし私は、『鬼カサゴ』を釣るために、根と戦っていました。
シャークも「鬼ヒレ酒は絶対自分の釣った奴で…」と意気込んでいます。(ここにもハングリー系がいました)
しかし、健闘むなしく、船長から終了のお知らせ…。
すると、私の超硬い竿が曲がります…
前々回を思い出させる展開です。。。
聡船長もニコニコしながら見ています。
しかし。。。上がったのは、シャークのお父さんでした!

トホホ
┗(~o~;)┓ウッ┏(;~o~)┛ハッ┏(~o~;)┓ウッ┗(;~o~)┛ホッ
「おしかったね。前回と同じシュチュエーションだったのにね。」
聡船長からのねぎらいの言葉の後
「来週も乗っちゃいますヨン!お覚悟を!」
聡船長は笑ってました。
帰りは、シャークが眠そうになると(眼をつぶりかけると)平手で、叩きながら、無事、家まで帰りました。
( ̄ー ̄*)qq(゚ー゚;)オツカレサマデース
ありがとうね。シャーク
来週も頑張りましょう!
