最新釣果その31
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台風16号の猛威が、太平洋を襲い、28日の『聡丸最終決戦』が27日朝の8時20分の時点で、出船中止を言い渡された。
私は出勤のため、JR錦糸町の駅に降り立つ寸前の出来事だった。
そのまま、千葉行きの電車に乗り込みそうになった。
私は激しく動揺し、落ち込んだ。
「出船中止」なんてよくある話で、港まで行ってから「中止」になることだってたくさん経験している。
しかし、今回の「聡丸強化月間」への思い入れは、並大抵のことではないのである。
何年やっても、釣りの腕は向上しない、天秤のつけ方は間違える、まったくもって「お話にならない」私が、7本針10mの仕掛けに挑戦し、憧れの釣師「おかちゃん」からの直接指導を仰ぎちょっとは、いっぱしになった気持ちになってみたかった。
5回行って「いっぱし」!と思っていた私は、ハラホレヒレハレ状態になり、「気分が悪いので早退」を12時に決行した。
1ヶ月お供をしていてくれたシャークに「激しく動揺!緊急ミーティング決行」を告げ、「8月における、反省と今後の対策」を夜中の2時まで、白熱した激論を交わした。
そんなことをしても、私の気持ちは不安定状態だった。
土日のいたたまれないほどの進みの遅い時間。誰とも話さない2日間を過ごした。
そして月曜日、台風18号が、週末にかけて影響があるという、「噂」を耳にした。
日差しも、やや緩やかになり、夏休みも終わりを告げる2日前の8月30日だった。
「今度の休みどこに釣に行こうかな〜?一人で聡丸乗れるかな?」人の気持ちも理解しないで、平然とメールを送ってくる「姉御教、荷物係&お笑い担当」シャーク。
「勝手にどこでも行ってしまえ!私にそんな話するな!」的な気持ちもあったが、私はとってもいい人なので「一人で行くの?(;_;)大丈夫なんじゃない?鬼カサゴつれたら食べさせてね」と返信。しかし、なぜ?私より先に聡丸へ乗船するのかよくわからなかった。他の船に乗ってくれ!
ハイハイ…はっきりいいいましょう!「ムカツク!ユルセナイ!」『負けず嫌い』の姉御が親指ほど伸びて出てきてしまった。
しかし、私は本当にいい人なので(しつこいです)NHKの天気予報よりあたる「おかチャン予報師」に「3日シャークが太海に行くといっています。台風の影響は大丈夫でしょうか?」と聞くと「3日だけ大丈夫です。俺も行こうかな〜」(~-~;)ヾ(-_-;) オイオイ...
そして9月1日、私の我慢の限界99%になるときがきた。
「夏休みがあと2日残ってます〜♪いつとろうかな?3日シャークいくやろ?」とメールが届いた。かなり挑戦的なメールの相手はおかちゃんだ。
「私も行きます!3日ですね。休みとります」
「?11日と24日はいきますよ〜」
「絶対休みとります!」
「姉御は仕事してください。私は会社より強制有給消化命令♪労働基準局バンザイ!」
行くのか行かないのかさえ、おしえてくれないおかちゃん。。。完璧にからかわれてる(ーー;)
私はその日会社の飲み会があり、その宴会の終わりにコソコソと所長に近づき、「金曜日休みください!先週も今週も台風の影響で釣にいけません!金曜日に行かないと死にます」と直談判!「土曜日出勤及び9月20日の祝日出勤」と引き換えに了解を取り付けた。
シャークに即効メール。しかし返事がないのでпャgゥルルルル!└(¨;)≡ 電話! しかし、連絡が取れなかった…。
翌日も…。
『一人で行きたかったのかな?そんなにヒドイ・・・||||(..、)仕打ちした覚えないんだけどな』二重人格姉御の弱気部分が露呈するのである。
昼過ぎ「携帯忘れました。連絡はこちらまで」と会社の上司下田さんのPCメールから連絡が入り、明日行くことを連絡。一緒に行くことになった。
早く行きたかった。海が見たかった。早く潮の音を聞きたかった。こんなにも海をいとおしく思ったことはなかった。11時過ぎ出発した。
太海に着き駐車場に入る前、海を見る。。。。。。。。と、
どひゃ〜!!消波ブロックに打ち付ける波…。8月4回見た海とは姿が全く違かった。
「ありゃ〜?」とシャークが言う。
「船宿から連絡なかったでしょう?大丈夫…なはずだよね」駐車場に車をとめ寝る事にする。
2:32携帯がなる。誰かから、大漁祈願メールかな?などと見ると…。
「おはよー」とおかちゃんからだった。
「寝てたよ。すごい波だよ」
「お!いい波やん!まだ市原」
「やっぱり…。そうだとおもってたよ_s(・`ヘ´・;)ゞ..」
私たちは準備を始めた。
左舷艫にシャークとσ(..*)アタシそしてミヨシにおかちゃんの座席指定だった。
しかし、忠雄船長のお気遣いにより、左舷ミヨシにシャークσ(^_^)アタシおかちゃんの順番で並ぶことが出来た。
波打ち際の波とは違いゆったりとした波は有るものの、凪であった。
しかし、ミヨシに座らせたシャークは、「スペースマウンテン」が人生最大の怖さを経験した乗り物らしく、「怖い」を連発。
わたしゃーあんたの顔のほうが怖いよ…・・……(-。-) ボソッと思うほどシャークの顔がゆがみ始めていた。
今日の最終目的は、魚を釣ることではなく、「Fサビキの仕掛けをジグから一人で、シュルシュルっと落とすこと」この最初だけの投入が今日の目的なのだ。
「え?自分でやるん?」おかちゃんの目が一際でかくなった。
「今日はね、ぐちゃぐちゃになってもいいねん。自分でやるって決めたから」
「じゃぁこうやって持って、指ではじくように落とすんやで」
「ハイやってください!」
私はおかちゃんから言われた通りに、錘を落とした。
シュルシュル〜とジグからきれいに仕掛けが落ちていった。
「やったー!出来たー」もう、私の釣りは80%終わったといってもよかった。
「黒ムツぽつぽつあがってます。底ばかりやらないで広く探ってください」忠雄船長が激を飛ばす。
電動リールのコードは購入したが、水深カウンターのズレはまだ直していなかった。
底から10〜12探って…。真っ暗闇の中、糸の色は見えず…。あってんのか有ってないのか判らない水深カウンターに頼るしかなかった。がくがくと竿がしなった。
手で糸を巻くと隣のおかちゃんが「あったったん?」ときいてくる。
「さばかな?」「あねご!黒ムツ?」シャークも聞いてくる。
自信は有りません。すると、水面に見えたのは、白いおなか…
「あ〜やっぱり鯖だよ」と仕掛けを手繰ると、鯵だった。
おかしいな〜?鯵の引きじゃ、なかったんだけど…と仕掛けをあげていくと
「?な〜にこれ〜」と絶叫!
黒むつに、するめいかがドッキングしてあがってきました。
異種混合プレイです。非常な私は、引き裂いてやりました…。
そして、もう1匹鯵がついていました。
黒ムツの首の後ろ(首無いじゃん)側がイカに噛まれて痛々しかった…。
痛々しかったのは黒ムツだけではなかった…。「いつもニコニコ5歳児シャーク」の顔色が、おどろおどろしく変わってきた。
私は、直視出来ないほど怖かった。暗闇によどむ、虚ろな瞳…。
「ひえぇぇぇぇ〜!」
「昨日一昨日と飲みすぎたみたい」とコンビニで、胃薬を買っていたシャーク…。「海をなめてました」
今更反省しても遅いのじゃ!
しかしながら、シャークは、「気合だ!」と、オリンピックの興奮も醒め止まぬようで、1人で、気合を入れていた。
夜が終わり朝が来たようだ。空が白くなり始め、雲が、オレンジ色に染まってきた。
おかちゃんが、リールを巻き上げていた。
「おかしたさん!明るくなってからの黒ムツは、リリースするんですよね?」とシャークが言い終わらぬ前に、シャークにも当たり…。
「ここまではいいですぅ。」と黒ムツを針からはずすおかちゃん。
「シャークのはリリースやね」
そんなことを言い合っているうちに私にも当たり…。初めての2点掛けでした。
「あげてくださいーい」船長より指令が下る。そしてポイント移動…。どうも反応が無いらしい。。。そして、「イカ行きます。仕掛け変えてください」
結局私は、黒ムツ3鯵2するめいか1の釣果だった。
「そんなにたくさん遅くまで飲んで…。よっぽど、2日間楽しかったんでしょうね〜?楽しかったら飲んじゃうよね〜」
と、私の嫌味攻撃に、まだ笑っていられる余裕があったシャーク。
しかし、長いクルージングの間彼は気を失った。。。
おかちゃんも、心配そうな顔をしていた…。
「やってください」
私はいつもの5本針をセット…。
「姉御」とおかちゃんが、シャークを指差す。
シャークは、7本仕掛に、5本しかツノ付けておらず…。私達の冷たい視線を受けることになる。
しかし、彼は、立ち上がることが出来なかった…。「釣れ始めたら教えるから、寝てな」
私とおかちゃんは、クラッチを切り、投入する。
「へっへ〜」と、おかちゃんが、すばやくリールを巻き上げる。
その声を聞いたのか、シャークが、「きあいだ!」と言って、復帰した。
私も何とかポツポツと釣り上げた。
シャークは、次々に取り込み始め…。「具合悪いって、戦略だったわけ?」と思わせた。
実はわたくし…このときから、少々へたれていました…。えぇ…。シャークの顔見てたら怖くって怖くって…。(嘘です!(≧≦) ゴメンヨー)
イカを開き、ロープにぶら下げる。今日は全て自分でやってみた。
ポイント移動中、「姉御…9:30になりますよぉ」おかちゃんがいってくれた。
「やってもええのぉ?」「水深160mだから、いいんとちがいますか?」
私は、イカの仕掛をはずし、鬼カサゴ様の仕掛をセットした。
おかちゃんが、先ほどから、「仕掛を下ろさない、憎い小鯖」を切ってくれた。
ここのポイントでは、小鯖の邪魔も入らず、投入がスムーズにいき、シャークは3点掛けをしたり、墨を撒き散らしたり、浴びたりしていた。
私は反対舷の人とオマツリを2回ほどしたり底だちを取り直したり、立ったり座ったり…。
「この流しで終わりにします」船長のアナウンスがあり、「姉御頑張ってや!」とおかちゃんから声をかけられ、餌を付けなおし投入する。
「姉御勝手に終わらせてる人がいますぅ」と指を挿す。
シャークは、既に戦線から離脱していた。(勝手に終わらせるな!最後までやれ!男だろ!こっちだって気持ち悪かったんだよ!ムッキィ!! ノ`⌒´)ノ ┫:・'.::・┻┻:・'.::・)
「あげてください」船長が続けて、「もう一流しします」とうれしいお言葉…。
最後のチャンスを船長がくれた。頑張って釣り上げなくては…。
クンクンと小さなお知らせがあったような気がした。竿を大きく合わせてみた。
「終わりにします。あげてください」
私は、ゆっくりリールを5mほど巻き、電動のスイッチを入れた。
「姉御?あったたん?あったってるやん!」
上がってきたのは…。むしがれいでした。。。。

おかちゃん…。今回の「聡丸強化月間」中、本当に色々教えていただきありがとう。いつもは、単独釣行で、釣りを楽しんでいたのに、4回も私と一緒で、さぞかし、疲れたことでしょうね。
いつかは、おかちゃんのように、船上で、魚を捌いてみんなに振舞ったり、オマツリを解いたり、釣り方を教えたり…。そんな頼もしくって愉快で、それでも一番釣がうまい釣り師になりたいと私は思っています。これからも、御指導御鞭撻よろしくお願いします。その代わりと言っては何ですが、飲み会の時の、切符の管理、階段の上り下り、ホームまでの誘導はお任せくださいませ!へべれけになって、足腰立たない時は、私が担いでいく覚悟でございます!本当にありがとうございました。

シャーク…。いつもいつもありがとう。本当はとっても感謝しています。今回の「強化月間」にずーっと付き合ってくれてありがとう。
本当は、違うところにも行きたかったんじゃないかな?って思ってました。でも、すごく甘えてしまいました。車の運転及び送迎ありがとう。そして、いつも廻りを楽しくしてくれてありがとう。
私は君のように、他人の釣果を自分のことのように喜べる人になりたいと思いました。
今回シャークが聡丸に乗ると言っていなかったら、「千葉部隊3人衆」での乗船は無かったと思っています。どうしても最終章には、3人で乗船したいと思っていたので、この機会を与えてくれてありがとうございました。これからもどうぞ、姉御教、荷物係&お笑い担当として、よろしくお願いしますね!
そして…「いつも微妙な釣果なんだよな」と・・・・・( ̄。 ̄ )ボソ...っと言っていただいた聡船長!
えぇ。。。私はいつもこんなもんです(^_^;)
でも、とっても楽しい1ヶ月でした。念願の黒ムツを釣り、鬼カサゴも釣り上げ、塩辛の作り方も向上し、Fサビキの仕掛も下ろせるようになり言うこと無しでした。
少しずつではありますが、進歩したと思っています。
1ヶ月お騒がせしてしまって申し訳ありませんでした。
でも、写真の取り方うまくなっちゃったよね?わはは
そして、おかちゃんとシャークと連なり帰路に着く…。
高速に乗るとおかちゃんは、ε=ε=ε=ε=ε=ε=ε=ε=ε=ε=(;-_-)/ゼンリョクダッシュ
「急げ〜!ちびる〜」
とメールが…。
間に合わない二人であった…
ヤレヤレ… ヽ(゜〜゜o)ノ アキマヘンワ