最新釣果12月3日

鰯を追って、北からそいつらはやってくる。
姿も冬バージョンに衣替えをしカラフルになっている。
そして、鍛えられた肉体は締まり、筋肉に厚みが出る。
私達が、寒い寒いと洋服を何枚も着込む『着膨れ』になる頃そいつらはやってくる。
『渡りのヒラメ』
Xデーはいつなのか?週末しか釣が出来ない私は、その日を12/10と予想した。
しかし、その週と翌週は用事が入って行けなくなった。
仕方ない…。「行っちゃうか」と12/3に飯岡港清勝丸へ予約を入れた。
ここのところ御無沙汰だった清勝丸ヘビー常連「斉藤統括部長」に連絡を入れる。
「土曜日は行くよ」と返事。
私は勝手に斉藤さんとの『ヒラメ対決』をすることにした。
斉藤さんは前日乗り込みで、私の席も取っておいてくれた。
金曜日のバイトは、宴会が3個もあり、知らなかった私は「早く帰る!」を宣言。
全裸になってはしゃぎまわる裸族たちを鼻で笑いさっさと片付けて10:30には一休へ(素直に家にもどれチュー感じやね)
3時に家を出て無事4:30港へつく。
席は左舷大艫に斉藤さん、隣にσ(^_^)アタシ。右舷大艫に堀内さん。
「今日から寒くなる」と言う天気予報は当たっていた。
頑張れ鰯!生きて帰ってくるな!3人で馬鹿話をしながらの航程だった。純チャン船長に「今日はどうかな?」って聞いたら、「今日は釣れるでしょう」と8年通い続けて初めて聞く言葉が帰ってきた。
エンジンがスローになり、操縦席から出てすぐ「鰯餌」を取りに行った。
「他の船も来ますから、早く準備してください」と純ちゃん。
私は岡ちゃんスペシャル仕掛けをセット。(前回使った物)
周りには「外川」の船が集結していた。
小さい小回りをして、2投目。グングンとヒラメがひっぱってきた。
最初が肝心。ばらしたくないので、ゆっくりと待つ。クリクリとゆっくりリールを巻き始めた。
乗った(乗っていた)純ちゃんに手を上げ合図をいする。「きたのか?」と斉藤さん。
「来ちゃいました」と笑いを抑えきれない私。すると隣の人もHIt!オマツリだったりして…。
クーラーサイズがお似合いさ!斉藤さんにタモ取りされたのは、いつもの「クーラーサイズ」そして同時に純ちゃんにタモ取り去れた隣の人は2〜3kgはあるような大きなヒラメ…。
なんだか複雑な気分(>。<)y-゚゚゚ゴホッゴホッ
針が飲み込まれていて、(待ちすぎよ!)どうしても取れなかったから泣く泣く岡ちゃんの仕掛けを切った。もう一組残っている。捨て糸が切れてる仕掛けだったから(これまた以前使った物)すて糸を結び錘をつけて…なんてやってたら、次の流し変えになっちゃった。
「堀内さ〜ん、釣っちゃって悪いね」って言いに行ったら、竿が曲がってた。
取り込まれたのは、桶からシッポがはみ出るサイズ…。σ(・・*)アタシのよりデカイ…。
複雑な気持ちに追い討ちをかけられた。
そして、ポイント移動。先ほどの50mの水深から一気に30m弱の漁礁。
ここにサッサと見切りをつけ純ちゃんは大きくポイント移動をする。(1回大きな当たりがあったけどすっぽ抜け、そしたら裏側でデカイヒラメあがってたよ…(T_T))
斉藤さん曰く「灘のポイント」なのだそうだ。なんとなく、堀内さんも斉藤さんも「浅場かぁ〜」とつまらなそう。
落としたら、10mそこそこの超浅場。目の前は港…こんなところで釣れるのか?と私も疑心暗鬼…。私が釣ってから1時間半。船中4枚と激渋…純ちゃんの朝一番の自信ある言葉とは裏腹な展開に、純ちゃんに声をかけるのも躊躇する。
それから、隣のお連れの人がじゃじゃ〜んと良い型のヒラメをあげた。
いるジャンひらめ…やる気を起こすが、ダレダレ…の私と斉藤さんと堀内さん。
そして堀内さんがもう1枚追加してしまったので「今日はダメだよ。堀内さん2枚釣っちゃったからさ」とお祝いの言葉を言う。
こうなると、1番つまらないのは「斉藤さん」なわけで「癒されに来たんだ」とか「1ヶ月ぶり」を強調する心理作戦に出て来た。
「そんなことでどうするのよ!今日は対決なんだからね!」と初めて今日の主旨を言う。
「1対0で負けてるんだからね!でもここでっかいの釣ったら私の負けだから」
「数勝負?重量勝負?」
「同点だったら重量勝負だよ!あくまで数だからね!さ、もう一枚釣らないと!」
「今日の状況下でもう1枚釣られたら負けちゃうから」と弱音…。
そして浅場のポイントに移動して1時間…
『純ちゃん早く呼んで』と目が真剣な斉藤さん…
『純ちゃ〜ん!!!!!斉藤さんが呼んでるよ〜ぉ』と意味もわからずに呼んで振り返ると斉藤さんの竿が曲がっちゃってるよ!
純ちゃん慌てて飛んできて即効タモ取り。<(゚ロ゚;)>ノォオオオオオ!!デカイ!
斉藤さんのやる気に火をつけたひらめえ?何でもっと早く言わないのよ〜
『だって、自信なかったんだもん…。はっきりヒラメってわかってからにしようと思って…」
と、先ほど「タモ」と呼んでおいて、マトウダイだったことがかなりショックだったらしい…。
「さ!真剣に釣ろ〜っと」
えぇ〜(;一_一)なんだよ!さっきまで癒やされに来たんだとかいってたのに〜!アリエナイー<(´∀`)/ アリエナイー<(´∀\)
隣の隣の人はまたひらめをあげてた。周りで、パタパタとあがりだすと、私はかなり動揺する。自分の釣に自身が持てなくなってくる。やっぱ、棚あげちゃおうかな〜とか…。
「私はね!自然保護の為に釣らないの!いいよ。負けたってさ。」ブツブツブツブツブツブツ…
根が小さいのか、「あげてください」の合図が多い。
もう既に11時をまわり、私はダレダレ・・・
純ちゃんがマイクのスイッチを入れる音が聞こえたので、竿を置きリールを巻いた。
へ?!巻けないんですけど…。Abuのリール壊れたかな?根掛り?でも、一巻きしたのに…なんだか、竿が、がくがく言ってるし。
「さ・斉藤さん…なんかいるみたい」あまりの急展開に、いつもの強気な私がそこには存在しなかった。何がなんだかおぼえて無いけど、ドラグをグリグリと締めた様な気がする。
竿掛けにかけたまま竿を立てて巻いて巻いて…。
堀内さんの声が聞こえた。斉藤さんが横に居るような気がした。純ちゃんが左隣でタモを持っているのは見えた。
「でかい!」純ちゃんの声が聞こえた。
「え?でっかいの?」
「竿先こっちによせて!」
「あ・はい」竿賭けからやっと手で持ち純ちゃんのほうへ竿先をやる。
ドサ!
純ちゃんにタモ取りされたそれは、地球外生物かと思った。
う・うわぁぁぁぁぁぁ〜!
ぎょえぇぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
う・うれしぃぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!

やったぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
とりあえず、喜ぶ声を張り上げていた。でもまだその実感は無く、ただただ、そのヒラメの大きさに圧倒されていた。
顔のしわが気になりますので小さい写真にしました。ッチ!「自己新記録おめでとうございます」純ちゃんが言ってくれた。
堀内さんは「やったね!おめでとう」と握手をしてくれた。
斉藤さんは、ひっくり返っていた(爆)
針をはずそうと必死こいてたら、「ハリス切っちゃって下さい。港に行って検量しますから生簀に入れておきましょう」と純ちゃんに言われて「血抜きしちゃダメなの?」ってひらめ釣上げ=即血抜きの私は、驚っろいちまった。
「誰が生簀まで運ぶの?私は嫌だよ。海に落っことしちゃいそうだから」
「あぁそうですね」と言って純ちゃんが、せっせと生簀まで運んでくれた。
それから、寿司屋のおじさんに「包丁をいつもより念入りに研いでおいてください」とメールを打ち、おかちゃんに「デカヒラメGet」と知らせ…。
でも、なんか見分不相応なことをやってしまったとか、あたりとか、食い込ませとか、一連の作業をしていない私は後ろめたい気分もかなりあった。嬉しいのは嬉しいのだけど。
それから、隣の隣の人が、快進撃を続ける。
ヒラメだって釣ってるよ!なんと1人で6枚も釣った。当たりがあるたびに「え〜またですかぁ〜?いいなぁ〜」とか言ってたら、隣の人が「俺が一番つまんねーよ!クーラーの蓋閉まらないよ〜! コンチキショウ〜!(爆右ではいっぱい釣られるし、左ではでっかいのあげられるし…でも俺、大きい鮫釣ったもんね〜」と自棄気味。。。
私は新しい仕掛けを根掛りでロストしたので、10分ほど早いが終了とした。
港へ戻ると、母ちゃんの姿が見えたので、「かあちゃ〜ん!」と大声で叫び、日本酒のCMみたいに大きく両手で○を作った!
彩りにオキアミを飾っておきました。by清勝丸荷物を車に運んでいると「○○ちゃ〜ん」と大きな声で呼ばれた(母ちゃんはいつも下の名前で呼びます。照れるんだよな〜。「チャン」付けってさ)
走って行くと「6.1kgあったよ!」と報告される。
発泡スチロールに寝かされたヒラメは、異常だった。
純ちゃんが大きなクーラーに入れてくれた。
斉藤さんが、血抜きをしてくれた。
黒いゴミ袋に氷を入れて、途中寝ないで、家路へ急いだ。


一休のおじさんにうれしくって電話をしていたので店に持っていくとカメラを用意してくれていて店の前で写真を撮ってくれた。
それから、亀井寿司に行って捌いてもらい、常連のお客さんに同じ話を10回ほど言いふらし(爆)みんな美味しい美味しいといってくれた。


80cmちょうどでした プロみたいでしょ?って、寿司屋ですから〜 パンダだったのです。 綺麗な骨だけになりました。
もう少しで食べられるぞ! スゲー厚みだ! 私はこれくらいでいいです。いっぱい食べてる魚じゃないもんね。

半身を頂いて(アラと骨も)一休へ1/4を進呈。
1/4の1/3は「おかした工場長」に仕掛け代の報酬として送り、3/2はバイト先でお気に入りの若い子にちょぴっとあげて、あとは賄いで出してもらうことにした。

清勝に通い続けて約8年。
初めて乗ったのがヒラメでした。その時釣れなかった私に大船長は、帽子を脱いで「今日はすいませんでした」と頭を下げに来た。私は釣りを始めてたばかりだったがヒラメが難しい釣だとわかっていたし、今までにこんな船長には会ったことがありませんでした。
それから私は清勝に通い続けたのでした。2回目の乗船で67cm3.1kgのひらめを釣り大船長にタモ取りしていただき、それから、7年をかけてこの大きなヒラメを純ちゃん船長にタモ取りをされて、感慨もひとしおでありました。
清勝丸の皆さん有難うございます。
これからも、クーラーサイズの似合う女、姉御として頑張っていきたいと思います!(*^^)v


ヒラメが小さく見えてしまう…ほっといてよ!









斉藤さん…私の勝ちだね!ワハハ!