最新釣果12月23日
太海の鉄人と呼ばれるおかちゃん。
その所以(ゆえん)は千葉県鴨川市にある太海漁港の遊漁船『聡丸』で毎週毎週&毎週、時化で出船しないか本人が高熱で倒れている時意外は乗船していたからだ。
そしてなにより、必ず尊敬に値する「釣果」を上げ、ドラえもんのポケットのように「使える小道具(餌とか)」を私たちに与えてくれ、そして「魚」までも大判振る舞いしてくれると言う、実に「ありがたい人」だからだ。
おかちゃんが、転勤で大阪に舞い戻り千葉では(と、言うより聡丸しか乗らない)釣りが一緒に出来ないと思っていたが、「我慢できへん」と会社を利用し(会議ね)月1の聡丸詣出が始まった。
「ウルトラマン」と「帰ってきたウルトラマン」が微妙に違うように、『帰ってきたおかちゃん』も微妙だった。
『釣れない』のである。
相変わらず、オマツリの解きや魚の取り外しなどトラブルに関しては「あんた仲乗り?」ってくらいすばやいのだが…
「あんまり持って帰ると来週いけなくなるやろ?」と言って幕張Pで魚を分けてくれていたおかちゃん。
それが!それがだ!!「もう少し持って帰りなよ。黒ムツいる?」と言われる立場になっていた。微妙だった。
「聡丸に乗れるだけでもうれしい!」を連呼するおかちゃんの背中はどこしら「哀愁」が漂っていた。
そして、「俺にも釣らせんかい!」と誰に言ってんだかわかんないけど船の上で叫んでいたこともあった。
あぁ、なんとおいたわしいお姿...
そんな痛々しいおかちゃんは、私に「太海の鉄屑」と呼ばれるのだった。
それは、釣れないおかちゃんに聡船長が「錆びた腕にはCRC」と言って錆び取剤を持ってきた所によるが、「ジョー立つんだ!ジョー」と叫ぶ丹下段平にも似た気持ちからだった。
「鬼カサゴ釣りたい」と熱望していたおかちゃんに太海の海は冷たかった。
前回思いっきり谷間にドンピシャリで行ってしまった私達。
「12月は9日しか行かれへんなぁ。」
『まぁ、その頃には太刀魚もいないでしょう』
しかし、まさか!の太刀魚ロングラン。
「午後船で鬼カサゴでも釣りましょう」となったのだが、
前日、「海の状況が悪いみたいだから…」と女将さんから言われ。。。
そして、おかちゃんの釣りバックだけがその日の夕方届くのだった。
しかし、ここで諦めるおかちゃんではなかった。
『23日行きたいんですけど?』
と平謝りにお願いするもクリスマスイブの前日の連休、「23日ぃ〜?!!!!」と語尾がかなり上がりめな奥さんの怒りは札束で解決するしかなかったようだった。
と言うことで、おかちゃんの顔の腫れが気になるところではあったが(爆)23日に行くことになったのだが。。。
いなくなっていたはずの、タチウオ君が18日「復調か?」となり。。。
21日「タチウオ絶好調!!」になり…。
22日はタチウオOnlyの出船…。
「行くの止めます」ってさぁ〜あぅ。。。22日の釣果次第である。
「OH!神様!以前、鉄人だったスクラップ野郎が、どうしても鬼カサゴを釣りたいと申しております。どうか、どうか、どうにかしてください!!」と天に祈り「今までリリースした魚の利子だけでも釣らせてやってください」と弁天様に祈る。
「太刀魚でも行くしかないやろうなぁ〜」と取り返しの効かない札束に思いを馳せるおかちゃんだった。
前日の22日、「何時に来るの?」と聞いても「ぜんぜん未定」とかやる気無さそ〜
でも誰が天に祈ったり弁天様にお願いしてると思ってんのさ!
10時過ぎ、客より釣ると評判の若女将から電話があり「明日のFサビキの後のつり物は鬼カサゴになりました」って!キャァ〜!
そして、おかちゃんは早退までしてスゲー早くやってきたのだった。
2時過ぎ、一休へ迎えに行き太海を目指す。
「どうか、年賀状用の鬼カサゴが釣れますように」とお願いしていた。
去年、間違って「年賀状サイズの鬼カサゴが釣れますように」とお願いして、葉書サイズ(爆)の鬼カサゴを釣ってしまったので、一字一句間違えないようにお願いしていた。
私は、いつも田舎に帰ると、ぶどうやりんご、舞茸等お土産を持って来てくれるバイト先の常連中林君(23歳!若い!!ジュルッ)の実家に鯖を送る使命があり、鯖を食べると「急性呼吸不全」になってしまうおかちゃんも協力するよ!と言ってくれていた。
さて、送るほど釣れるのか?なんたって「船宿泣かせ隊」の隊長と副隊長(どっちが、隊長になるかもめている)だかんね!
大艫左舷に私。右舷におかちゃんを乗せて聡丸はゆっくり出港した。
しかし、これまたポイントになかなか着かない。止まる気配がしたので、針をはずすとまたブ〜ンとエンジン全開。
あ〜。また駄目なのね…って感じです。
やっと、忠夫船長からの合図。『サミングして。糸張り張りやってくださいよ!』そして、聡船長から間髪入れず『言われなくても毎回サミングしてください』と厳重連絡が飛ぶ。
200号の錘って重いわけね。だから最近は最初っから「横着シャクリ」もう、すでに空が白くなっていた。
赤い系とか、黒い系とか期待してなかった。
でもやっぱり黒い系が釣れないと寂しいね。冬場で釣った記憶があまり無いから仕方ないか。
ところで、鯖は?
落とし込みの途中で、秋刀魚みたいな細い鯖がいきなりパーフェクト!電動も巻き上がらないよ…
餌用にキープして!と忠夫船長からの指令。言われなくたってわかってますって(笑)
しかし、私が大好きな長くて太くて色艶がいい物がない!鯖がいない!
何度かそういう非常事態になって魚の引きは堪能できたわけだけど…。首折って、内臓とって速氷締めして送る準備万端だけど、おかちゃんと2人でもそこそこのしかなくってさ。
ごめんちゃいって感じでFサビキは終了した。
あ!そうそう、大型の鯖だと思ってうれしがってたら、メダイで(-_-;)おかちゃんに針はずしてもらって(極力触りたくないのね)おかちゃん家に貰われていきました。
さ〜て、次は鬼カサゴです。
な!なんと!鬼カサゴの仕掛忘れてきてしまいました。
しかし、結局おかちゃん仕掛けなので,またおかちゃんに頂いて無事に投入。
まな板を前から持ってくるのが面倒だったので、鯖本体を斜めに傷をつけりんごの皮むきのように切ってみました。
まぁ、やりなれないことはしないほうが良いですねぇ。(笑)
すぐに、おかちゃんの隣の人がHItして。
ちょっとトラぶっていて聡船長はタモと仕掛けと格闘中だった。
その時、おかちゃんが「おー!おぉぉー!」と奇声をあげた。
「釣れたの?」
「でかいでっせ!」
そんな言葉実績から言って信用するわけが無いのである。
見に行くと竿が、いい具合に引っ張られていて、「おぉ〜!」なんて竿までも引っ張られて「良い引きしてまっせ〜」って言うけど、水フグかなって思ってみてたら「タモ!」って言うけど、隣でタモは仕掛けと絡み合い中。
着膨れて歩くのも大変なのに反対舷まで取りに行かされたよ。
「水フグなのに!」と思いながら(爆)
持って来たよ!とタモを隣にいる聡船長に渡そうとするが、にゃっと笑い、「姉御やってあげなよ」と言われ…えっとわたくし、自慢じゃありませんがタモ取りなんてやったこと無くてよ…。まぁ、ばらしてもわざとじゃないから。これも運命だと思ってねおかちゃん…。とタモを構えた。
モチロン逆に…。水フグなら棒で突っついてやるかんね!任しておいてね!
ぷっか〜と上がってきたのは、残念ながら鬼カサゴだった。
「もっとこっちに寄せてよ!」と無事ネットイン。
しかし、悔しいから、網を逆さにしようと思ったら、岡ちゃんの手が慌てて伸びてきた(爆)
2Kg超えてるか?と計ったら「残念!1.9Kg!」
「よかったねぇ〜。」とか「この前出船中止でよかったジャン」とか一応お祝いの言葉は言っておいた。
一連の写真撮影等終えて釣りを始める。(私の竿は置き竿のままですが)
ふぅ〜と一息ついたその時、竿先が…竿先が引っ張られてるよ!竿掛けに掛けたまま竿をグイ〜ンと合わせた…ん?
重い。重すぎる…。両手で竿を持っても(竿がけに掛けたままです)持ち上がりません。
ちゃう!これはちゃうで!!ガンガンいい引きをしますが、重すぎるのです!そして、電動が巻き上がらなくなり…。
「2kgの鬼カサゴのイッカかも?」とか、鬼カサゴの毒に脳みそ刺されたんかい?」と言う発言をする1.9Kgを釣り上げたお方…。
「あ〜。白いでっせ」
1m以上はあるイルカのような鮫
水面から『お前何やってくれてんだよ!』とすっごい目で睨まれて、ブッチと仕掛けを付けたまま海に戻っていかれた...。
この時おかちゃんは、もう1匹上げていた。。。(;一_一)
「ドキドキしたやろ?」と余裕の発言で、少し錆が取れた腕を回しながら席に戻っていくおかちゃん...。
するとすぐ、合わせに入るおかちゃんの姿が左目の端っこで見てしまった。( ̄ー ̄?).....??ありゃ??
「まじでぇ〜」私は、悲鳴に近い奇声を上げてしまった。
だって、だってさぁ...。2匹目釣り上げてか30分もたってないんだもん!
こんな展開、誰が想像してただろう?!
そしたら、また私にあたりが!
竿を掴んだ瞬間!!
ちゃう!あんたはお呼びで無いの!とまた電動が動かなくなった...ヾ(-_- )ゞ…ア ヨイヨイ!
鮫と、トラギスの引きはわかるんだ!(泣)
『さっきの鮫また釣っちゃったよ』と聡船長に言うと「そんな事無い無い!」と真剣に完全否定...。
そんな事あるわけ無いのは私が充分わかってますよ。目の形が違かったもんね!!!!!!!!!!!!!<(`^´)>
おかちゃんは、完璧に放心状態。
竿を出さないでホゲーっとしている。
まるで、←感じでした。
「はいはい!早くやってくださいよ〜!今までの分釣ればいいじゃんかよ!」
ちょっと、逆切れ状態のσ(・・*)アタシ
それなのにさぁ。。。。
また、30分もしないでさぁ。釣っちゃってさぁ。
聡船長が『姉御、クーラー開けて』といって私のクーラーに強制収用してもらったのだよ。
ま、私はもう1匹鮫釣ったけどね!

かなり御満悦の(当たり前だけど)おかちゃん。
まぁ、これが私じゃなくて良かったよ…。
「mako先生みたいに5匹釣っちゃってみてくださいよ〜」と発破をかけるが、「それは無理ですわぁ」と言いながら、その割には竿を出してたよ…。
私は、メバル(小)かなんか釣っちゃってさ…かなりお呼びで無いのよね。これだったらまだ、デカ真鯖釣れたほうが嬉しかったよ。
まぁ、今回私が、鮫ブロッカーとして、遺憾なく実力を発揮し、身を挺して(魚を挺して)おかちゃんに釣らせてやろう!と言う心の表れなわけです。
若い男の子の為よりも、ロディオボーイ2にまたがって腹の肉を落とそうと必死こいてる○ヤ○゛の為の1日でありました。

やりました!!!
5匹目釣り上げましたぜ!!!
「mako先生に追いついたぁ〜」
と狂喜乱舞しておりました
こんな小さい当たりがわかるなんて
さすが!
太海の鉄人です♪