最新釣果7月9日
両親の器用さをまったく受け継がなかった私。
家庭科の雑巾からワンピース製作まで全て母親にわざと下手くそに縫ってもらっていた(それでも普通以上に上手い出来)不器用なことをこれまでまったくといって苦にならない人生を送って来たのだが釣りを始めてからはその様相が一変した。
釣り初心者にとって一番嫌なことは、魚が釣れない事よりも「オマツリ」
しかし、初心者が一番最初に通る茨の道はオマツリ解きと、船酔いだ。船酔いはクリアしたのだが…
「こんがらがっちゃったよ〜。解いて〜」
「自分でやれ!それも釣なんだ」
「新しいのと取替えよ〜っと」
「まだ使える!無駄使いするな!」
とオマツリに関してはことごとく怒られていた。
そして、イサキ釣のように細いハリス、天秤仕掛の場合風にヒラヒラ〜と仕掛けが舞い、隣の人に迷惑になるよ!と焦らされ「す・すみません」って回収するとぐっちゃぐちゃ。。。もう、イヤだった。こいつがいなければ、こんなに苦労しなくてすむのに!と腹の底で思っていたので、お姫様釣を卒業してからは、バンバン!仕掛けは使っていた。
私は、仕掛けを海に沈めている時間より船の上に出してる時間イヤひざの上で解いてる時間のほうが長かった。
それはつい最近まで続くのである。
しかし、ここ数年は、強風の時に行かない(だから寒イサキには行かないのも理由のひとつ)
ちょっと位結ばれていてもほっとく…または、枝スが結ばれていた場合は切る。
と言う横柄な荒業でこなしている。
久しぶりにコマセ釣りに行くと天秤がどっち向きだったかも忘れる。だから最近は、コマセカゴを天秤に付けっぱなしにしてある。
ま、こんな私が年1回は【真剣】にコマセ釣りをする。
それは毎年、「白子のため卵のため」
イサキ自身はおいしいけれど、梅雨イサキのメイン卵と白子。6月の初旬は釣れていたけれどここ最近、水温が低下とか…またかよ。と思いながらも、今週しかいけない…。
目指すは大原。
独り立ちして最初に行った船宿が長栄丸で、そしてその時釣ったのがイサキ。
思い出の場所なのである。(とは言っても、そのときの事は忘れてしまったが)
毎年行く度に船長のチェックが入り「何匹釣れた?」「1匹であげるな!」と船長室から魔の手が伸び「こちっこい」と分厚い手が手招きをする。私は漫才のボケ役のように、自ら頭を差し出し、「べっち!」と愛の魔法をかけていただく。
久しぶりの1人運転。でも船宿にはこつぶさんグループが待っている。
予約した時に、女将さんから「この前、ホウボウに来てくれた人また来てくれたのよ。おさげにしている人よ。」
こつぶさんに、お礼を言い「若船長の釣り方は勉強になるから来期また行ってね」とメールしたところ「来期とは言わず、今週も行きます」の返事。それなら一緒に日にしようと日曜日に行くことにした。
早く言って席の確保と思っていたのに30分出かけるのを間違えてしまって、こつぶさんたちのほうが早く着き席を取っておいてくれた。そして私に大艫の特等席を渡してくれたのだ。
「弘法席を選ばず」と言っておいたのに…(^_^.)ありがとう。
前回、付け餌つけなかったからいいや。遅刻してるし…と思って買ってこなかったが、池ちゃんから御恵み頂いたバイオワームとオキアミ。これが威力を発する事になる。
もう、コメツキバッタのように感謝です。
船長は乗船しなかった。
今日は若船長が操縦する。
ん〜。オマツリ解いてもらいたかったのにナァ。まだ、骨折した指では1.5号のオマツリは解けないだの。
ポイントへ向けてGOするも、曇っているので、ちょっとばっかり寒い。
若の優しい声が、「はいやって〜。水深12m」と言う。
今日は【真剣】にやるわけで、朝一からちゃんとセオリーどおりにやっていく。
16mからコマセを巻きながら棚にあわせる。
私の「オイオイ!喰う暇無いよ!そのしゃくり」釣法で忙しくしゃくる。
なぜに?喰わない?どうした?大原のイサキ?
魚はどこなの?
若のひょうひょうとした顔が浮かんでくる。
移動。。。移動。。。移動。。。
そして、待ちに待った魚からの「リール巻いて良いよ」のコール(~o~)
しか〜し!鯵。それも刺身にゃ小さいフライにはデカイ。どうすりゃいいのよこのサイズの塩焼き鯵!そして。。。。
どこにいっても、なにをやっても、鯵、鯵、鯵、鯵。。。。。。。。。。。。。
そんななか、胴の間にいる池ちゃんがイサキをHit!魚は居るのさ。
ちゃんとしゃくらないと!しか〜〜〜〜〜〜〜〜し、私とこつぶさんには鯵、鯵、鯵、鯵。。。
イサキはどこなのぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!
池ちゃんが口元に持っていった缶を見て「今日はダメだ」と悟ってしまった。
お供のビールを買い忘れていたヾ(-_- )ゞエラヤッチャヽ(~-~ )ノエラヤッチャ /(._.>ヨイヨイ((~-~)ノヨイヨイ
ハヾ(-_- )ゞ…ア ヨイヨイ!
やる気の炎が鎮火して行きそうだ。。。
池ちゃんはその後2匹を追釣する。
私とこつぶさんのほっぺは膨らんだりしぼんだり…。
こんなに真剣にやってるのに!
「今日が一番最悪かも。どこもかしこも鯵がついちゃってるんだもん」と若も苦笑い。
こつぶさん家の「南蛮漬け」用の鯵を何匹か確保して私のイサキ釣りは終わってしまった。
最後にトイレに行って戻ってきた時、こつぶさんと池ちゃんの竿にトイレットペーパーの嵐が…アリエナイー<(´∀`)/ アリエナイー<(´∀\)ミ タハーッ(ノ∀`)ゝ
「ごめんよ!それおいらの!」と赤面(~_~;)
しかし、普通艫に流れるはずなのに何故ミヨシ方面へ????
ん〜。普通コマセつりの場合、艫有利なはずだが…。このトイレットペーパーでわかった!私とこつぶさんが【真剣】に振ったコマセは、池ちゃんめがけて流れて行ったのではないだろうか?もっと早くトイレに行っておけば良かったよ!
クッソォ〜!
池ちゃんが私がひっそり流している涙を見たのか、知らぬ間に生えていた角を見たのかは定かでは無いが「姉御さん。池ちゃんから」とこつぶさんが貴重なイサキを1匹渡してくれた。
m(゚- ゚ )カミサマ!仏様!池ちゃん様!!大事に食べさせていただきました。
最初から最後まで、面倒をみていただきありがとうございました。
