最新釣果3月3日
滅多に釣れない魚は、滅多に釣れない方が楽しい。
日本語が間違ってるかな?
釣れにくい魚は、釣れた時の興奮度が違う。
だから、ボコボコ釣れたらもっと興奮してしまうのかもしれない。空を飛んでいきそうな勢いになっちゃうかも。
私だっていっぱい釣ってみたい。うらやましいな。と思う反面続きすぎる好釣果の鬼カサゴは、私をあまり揺さぶらなかった。
天邪鬼すぎるのだろうか?
ネットで知り合ったキャッシーさんが「鬼カサゴを釣ってみたい」ということを知り「今釣れてますよ?行きますか?」と声を掛けたのは2月初旬。釣りのスケジュールがいっぱいだったキャッシーさんからお誘いが来たのは3/3だった。
少し、落ち着いた釣果ではあったが、普通ならこれでも「釣れている方」爆釣と言ってもおかしくない。
ただ、1人5匹とか7匹とかと言う釣果ではなくなったってことだ。
近所に住むリエポンさんと一緒に飯岡へ向かった。
漁港に着くとなんだかシーンとしてる。
ここ最近、あまり事前調査とかしないちょっとやる気の無い釣師になっているので、何でだかよくわからなかった。
船の前に着くとキャッシーさんは既に着いていた。
堀内さんが席を取っておいてくれた。
リエポンさんは左舷胴の間に次に私、その隣にキャッシーさん、艫に斉藤さん。
右舷艫に堀内さん、その隣にお連れの方と言う並び。
さて、出船と思いきや…。
進まない。前に進まない。忘れ物か?
「もう少し明るくなってから出船します」と船長が言う。
湾内にプッカリ浮かんでいるが、右に左に小刻みに揺れる。
キャッシーさんとリエポンさんはキャビンの中。
私と加齢な一族(本人談)5名はスパンカー下に横並びになり、あーだのこーだの言っていた。
この小刻みな揺れは船に弱い人には辛いだろうな…とリエポンさんを気にする。
それなら港に着けちゃえばいいのに。と思っていたら、「少し明るくなったので行きます」と言う。
私には、さっきと今とあまり暗さの度合いは変わらないように思えた。
湾内待機は、何度も経験してるので「あの程度の波」だと想像していた。
どうしても飯岡港は、外海に出る時2回ほどバウンドするような波が出る。
気に触らない程度の時もあるし、ヤッホ〜!と言う時もある。
堀内さんと私は、ジェットコースターに乗った気分で、手を上げはしゃいでいた。
しかし、次の瞬間フワァ〜ッと宙に浮いた。
ストーンと船が海水に体当たりした。
その瞬間、海水が大艫めがけ大量に入り込んできた。
左端の斉藤さんはもろかぶり、隣にいた私も髪はびちょ濡れ。転げ落ちた堀内さんは、お連れの方に「お前前見て、指示出せ!」と言っていた。そんな余裕あるのかよ!と突っ込みたかったが、舌を噛みそうだったので辞めた。
そして、その方が「大きいの来ました」といった時、みんなつかまるところを探していた。
私は、目の前にあった洗面台にしゃがみこみながら抱きかかえていた。船の横には大きな波がそびえたっていた。
来た〜!ドスンと海水に船底がぶち当たった。
堀内さんは完璧に宙を泳いでいた。
何度も大きくあおられる船に必死にしがみついていた。
やっと椅子に座ったとき、自分がびしょぬれだということに気がついた。
カッパの下のズボンがびちょ濡れ…。しゃがんでいたのがいけなかったみたい。。。
結局、ドラム式の洗濯機にもまれた釣り人は私達5人だけだったようで(^_^.)
沖に出れば、何事も無かったように船はすいすいと快調にポイントまで移動する。
大きなうねりはあるものの、無風。船が走っているのに、ライターの火はまっすぐに灯る。
ポイントに着くと、キャッシーさんがキャビンから出てきた。
何事も無かったような顔をして…。
斉藤さんに仕掛けをセットしてもらいながらニコニコしていた。
リエポンさんは顔面蒼白気味な顔で少し遅れて出てきた。
大丈夫だろうか?
大きなうねりは地上4階建てのビルのようだった。
もつのか?
でも、すんなり仕掛けをセットする。
私は、塩漬けにしておいた鯖を細長く切った。
仕掛けを投入しても、底がわからない。
高低差4mはあるだろう。どこに標準を合わせて良いのかわからないよ。
無理だよ。。。
早い判断では合ったが、この先このうねりが極端に真っ平らになることは無いだろう。
そんななか、堀内さんのお連れの方は早々と、鬼カサゴを上げた(それも大型)
キャッシーさんと私は、地球を何回も釣ったりしていたが他にこれと言って書くことも無く待ったりと時間が流れていく。
そして、堀内さんも鬼カサゴを釣り上げてしまった。
餌も盗られない状況の中、鯖を長く切ってみたり、太くしてみたり・・・
今日はカモメに餌をやりに来たんだ!と競馬場に居るかのように遠吠えを吐く。
リエポンさんがカモメが近くに寄るたびに「怖いよ〜!」と叫ぶ。
「カモメもあんたのこと怖がってるよ」と悪態をつく。
先週、カモメを釣り上げた人を隣で見ていたのでさほど恐怖感は感じない私であった。
底から50cm〜1mの範囲で釣れる根魚で、コレだけの高低差は万事休すであろう。
たまたま、底にあたった時、鬼カサゴが口をあけてあくびをしていなければ。。。
そんなわけで、釣果0という「仕方ない」釣果に終わった。
ご同行してくれたキャッシーさんやリエポンさんには「こんなはずでは」と言い訳をしたかった。
みなと入り口では、何度も波をかわし、大きい波が来るまでまつ、サーファーのような気持ちで船ごとサーフィンして帰港した。
キャッシーさんの『キャビンに居ないで外に居ればよかった!私も波にもまれて貴重な体験したかったなぁ〜』という、頼もしいお言葉が今日のお土産となった
今回は、釣れない状況だった。これも良しではあるが、今回の貯金分は次回ぜひともおろしたい。残高は少なくても。次回こそは!(利子つけてね〜(^^♪)