最新釣果 その3
わたしは、友達からも「群れない変わり者」とよばれている。中学の頃から、映画を見るのも1人で行き、最近は平気で居酒屋にも1人で出没する。群れるのが嫌いなわけではないが、映画を見終わったら、「何食べる?」から始まり「どこで食べる?」になり、ここはどうだとかこうだとか、女同士は結構めんどくさい。
そう、私は「群れない変わり者」ではなくただのめんどくさがり屋なのである。
だから、最近年をとったせいで「ずーずーしくなった」こともあり、段取りを決めておかないと嫌なのである。
1に段取り2に段取り。なのである。
その点、釣に行く時はみんな目標が同じだから、何もしなくていい。朝早いし、疲れているから、早く寝たいし、獲物を早く持って帰りたいし、と下船後の行動も素早く簡潔だ。
ネットで知り合いになったちあきチャンが、長い、なが〜いロングバケーションのタイから帰国し、「釣に行きたい症候群」の発作を起こしそうだったので、その頃、爆釣だった、ふぐへ「釣行へのお誘い」をした。
私は大原の船宿の20%割引券がありそれを二人で分ければ、飯代ぐらいにはなるとおもった。
しかし、飯岡に行けば女性半額。ここで私は悩んでしまった。釣果をとるか、金を取るか?
悩んでいるうちにふぐの群れはどこかに消え去り、船宿の釣果欄にはふぐの文字まで消えてしまっていた。
「わはは爆釣隊」のミニオフ会が、青物横丁で開かれた。管理人である、タカギー氏に数日前お誘いのメールをしたが、実はタカギー氏は翌日東京湾での「イワシメバル」の釣行が決まっており、私は「翌日も釣行なら仕方ないですね。」とあきらめていたのに、「ちあきチャンと行くから誘ったのにさ〜」といかりや長助ばりの唇で訴えると「じゃあ、いくよ!」と、アルコールの力に任せ、タカギー氏は言ってしまった。
連荘の上、タカギー氏は運転免許が無く、運転手を確保できない千葉県への釣行は、私の家まで「電車で来なければいけない」ことを意味するのである。
無理に誘った感は否めないのである。
大原でのフグの釣果はヤヤ上向きになってきたが、飯岡の「沖メバル」に決定した。(これが決まるまで大変だった。だって、魚釣れてないんだもんね。)
ちあきチャンは当初私の家まで車で来るといっていたが、なれない千葉までの夜中の運転。「あえなかったらどうしよう。道に迷っても私はあまり道を知らないのでナビ出来ないし。」と少々不安であったが、ちあきチャンも最終近くの電車で来ることになった。これで一安心。
13日家に帰り車をアパートの横に止め、荷物を入れ飯を食べ、風呂に入り、横になったが、お迎えは夜中の1時ごろ
現在10時。寝ようと思っても寝れない睡眠時間。これなら、無理に寝ない方がいい。
少々早いが、12:30家を出て、駅まで向かった。
私は最寄の最終電車停泊駅のひとつ手前の駅で降りるように2人に指示を出した。ここは20年前畑の真ん中に出来た駅で、未だに、駅だけぽつんとあるような場所なので、駅前路上停車がんがんOKなのである。
12時51分釣竿をもった女性が手を振っていた。ちあきチャンが登場だ。ピンクのダウンに、竿を持ちリュックを背負いつりバックを持ちそして、青の長靴を履いての登場に、私は驚きの声を抑え切れなかった。「長靴はいてきたの〜?」
そして、5分後タカギーさんも登場。
そして、車に向かい荷物をトランクに詰めると、直ぐ横にあるコンビニでタカギーさんが、コーヒーを買ってくれるという。お言葉に甘えて、車内で待つと予想以上に大きな袋。
「もう、酒買ったんですか?」
「ええ。(^_^;)」
「どうしても欲しくて買ったみたいですよ。子供と同じですね。」と、ちあきチャン。
そして、飯岡港へと出発した。ゆっくり走り1時間30分で飯岡港へ到着した。車内は笑いと罵声が飛び交うすさまじい状態になっていた。
まだ3時。4時30分集合なので、まだ、ひっそりとしている。ちあきチャンは、しゃべり、笑いすぎ眠たくなったようである。タカギーさんは外へ出て、ふらふらしている。私もしばらくして、外へ出るとなーたんさんが到着した。初めてお会いするなーたんさんは、写真で見るより若い印象だった。
なーたんさんも、私のしつこいお誘いに急遽仕事を早く切り上げ来ていただいたのだ。
すると、暗闇の中から、「ちあきさん?」声をかけてくる方がいた。沖釣人さんだ。「ちあきチャン今寝てるんです」と私は車の中で爆睡中のちあきチャンを起こしに行った。釣人さんは同じ飯岡港の幸丸にてフグの釣行に訪れていた。
「インナーガイドの竿5本も頂ける」と言うBBSに書き込みがあり、わざわざ清勝丸まで来ていただいたのである。
なーたんさんも釣り人さんとはBBSでのやり取りがあるようで、しばらく談笑をして、ちあきチャンは頂いた、竿の中から、今回烏賊竿で釣行することになった。釣人さんの爆釣を祈って、お別れをした。
船に明かりがともり、釣座へと向かう。前日から、「私の仲乗りさん。」こと斉藤さんが席を確保していてくれた。
右舷ミヨシに斉藤さん、私、ちあきチャン、タカギーさん、なーたんさん。と一列に並んだ。
航程1時間半。みな、キャビンに入り軽い睡眠をとった。
「枕が代わると寝れないって言ってたのに」とタカギーさんが言ってるのが聞こえる。聞こえてるんだよー!だって、寝てないモン。寝て無いから、酔いそうだったから、横になって、眼をつぶってただけだもんね。( ̄‥ ̄)=3 フン
3人とも、沖メバル初体験。船長に「釣り方みんな知らないから教えてやって」とたのんだ。実際私も沖メバルには前回お会いしていないので、たいしてみんなと変わらないんだけど。
125m位で着底した。しばらくしても何も変化も無い。船長はポイントを移動した。沖メバルの仕掛けは7本張りのフラッシャーサビキに150号の錘を装着する。清勝丸の仕掛けは、エダスのところにカラマラーズのビーズが着いている。これで少しは糸のよれも解消するようであった。私は最初市販の仕掛けを使っていたのだが、エダスが、くるくるとよってしまう。最初からこれを使っていれば、手前まつりを解く時間が短縮されて釣果もUPしたかもしれないな。
次は先ほどより深い150m以上で着底。ピクピクとさおが震えた気がした。「きたー」と思ったら、「?」魚信が続かない。とりあえず巻いてみると沖メバルがくっついていた。船中初ヒットであった。
しかし周りはまだつれていなく。
「んだよ!せっかく東京湾一周してきたのに!無理に誘いやがって。こなきゃあ良かった」と数時間後言われるのかと内心ひやひやモンだった。
するとなーたんさんの竿が曲がりだし、タカギーさんの竿も曲がり、沖メバルをGET。
「私だけ釣れない」と嘆いていたちあきチャンも潮廻り直前にHITそれから、バタバタと釣れ出し「来て良かったよ」となーたんさんが言い、「船長!たのし〜い」とちあきちゃんが言う。
するとタカギーさんの竿が大きく曲がり「重たい」といいながらも嬉しそうであったが、鯖の5本掛け。私、ちあきちゃんとまつってしまったが、これは仕方のないこと。斉藤さんはパーフェクトに鯖が鈴なり。
私は今回鯖用にと「干物専用ネット」を持参していたので、斉藤さんは私の桶にそれを放り込んでくれた。
私はそれから、干物屋のおばちゃんに\(\◇ ̄ )ヘン~(  ̄▽/)ゝシン!!! \(○ `O´ ○)/トゥーー!!
血抜きをして、頭を飛ばし、内臓を剥ぎ取り、開き、海水で洗いネットを船上に吊り鯖を広げた。そんなことをエッチラオッチラやっているとタカギーさんとちあきチャンとまつってしまった。これは私が棚取りしていなかったので、「あねごの取れましたよ」といわれても必死で、二人の仕掛けを解きましたよ。私の責任ですから、ハイ。
二人の桶を見ると、魚があふれている。私はと見るとまだ3匹。「ゲゲ!」
なんということか鯖と格闘していた時が一番の「じあい」だったらしい。
「まだ2本ポツンと有るけどいる?」と斉藤さんに言われたが、「もう (;^^)\( ̄ ̄)/ヾ(TT;) かんべんして」の顔を見て、「わかったわかった。真剣に釣りしな」と笑っていた。相当必死な顔をしていたに違いない。
それからはぽつぽつとのあたり。しかし、ともに座っていた、なーたんさんは快進撃を続ける。そして、タカギーさんに至っては酒を飲むのをやめコーヒーなんか飲んでいる。
「真剣にやれば釣うまいんだぁ」と、負け惜しみに言ってやった。
私にも久しぶりの大きな当たり。大きなうすメバルを筆頭にトリプルでおでましだ。
次にあげたのは「茶色い物体」どんこ。針を飲み込んでいたので、魚をむんずと持つと、それはグミみたいに柔らかく、ブニョブニョしていた。「もう、だめ」とエダスを切った。
「味噌汁の具とかにするとうまいんだよ」と言われたが、その物体をクーラーにしまう勇気は無かった。
残り30分となった時に手前まつりで仕掛けがぐちゃぐちゃ。とりあえず10匹釣ったので、終了させていただいた。
「あねご、女は最後まで諦めちゃいけないんじゃないんですか?」とちあきチャンにお叱りを受けたが、私はこれ以上の仕掛け代を使う余裕が無かったのです。<( ̄∇ ̄)ゞゴメリンコ〜♪
船長の「終わりにします」のアナウンスで本日終了。しかしちあきチャンは私の教えの通り( ̄▽ ̄)ゞワルイワルイ)最後まで、がんばっていた。その時最後の1匹がちあきチャンにかかっていた。これは海からの「がんばったで賞」のご褒美だと思われる。
「なーたんさんの家ってどこだっけ?」
「○和ですけど」
「あん!じゃあ、ちあきチャン送っていってよ」
「え、ええ。いいですよ」
「千秋チャ〜ンなーたんさん送ってくれるって!」
まったくもって、初対面とは思えないこの私の態度。きっとなーたんさんには「おら〜!おくっていかんかのーぉ!」位の恐怖心があったと思われ、私の「命令」を素直に聞くなーたんさん。m(*T▽T*)m オ、オユルシヲ・・・
港へ着くと、温かいなめこ汁が待っており、お弁当を食べながらしばし歓談。料金を払い撤収。
私はタカギーさんを乗せて、一路幕張パーキングをめざす。そこにはワハハ爆釣隊のめんばーである、「おかしたさん」が待っている。携帯で呼び出すと、とっても端っこに車を止めていた。
「こんなとこじゃ探せないよ」
「あねごこっちこっち」と車の後方へ手招きされる。すると青竹に刺さったいわしがこいのぼりのように、車のバンパーに刺さっている。これを見て私とタカギーさんは
「…。え?これ刺したまま、干してきたの?」
「と、おもうやろ?暇やったから、なんかせーへんとあかんとおもって、途中で青竹切ってここで刺した」(ちょっと関西弁がへたですみません)爆笑を買うおかちゃん。
そして、貴重な、やりいか1杯と沖干し3枚を頂いた。私は沖メバル2枚を進呈。
そして、タカギーさんを最寄の駅まで送り、私の任務は終わった。


半分食べちゃった〜。おかちゃん快心の作。「青竹めざし」 さすけも食べました。(@ ̄¬ ̄@)ジュルリ♪
いつもの通り、亀井寿司に行くと、親父さんと奥さんが暇そうに、テレビを見ていた。「お!これなら、早く帰って寝られるぜ!」と思ったのもつかの間、お客が来るは来るは。「あ!いた〜!今日は何釣ってきたの?」とみんなに聞かれる。子供も入れ10人と私で、めばるの刺身、煮付と堪能した。みんな「うまい、うまい」と骨までしゃぶり、私に釣られた魚は幸せだ!と思った。私は「おいしいね〜」と言ってもらうのがうれしくって釣に出かけてしまう。これがいいのだ。
帰りにはみんなから、「また釣ってきてね」と御祝儀をもらってしまった。これでまた、釣行が出来る。
(..)(^^)(^。^)(*^o^)(^O^)ウレシーーー!!
10匹釣れたのね〜。2枚はおかちゃんに…。

ちあきチャンからバレンタインデーに頂きました(*^^)vっ
てことはホワイトデーにお返ししなきゃいけないのかな?