最新釣果  その20

冬の釣物は、美味しいものが多くて困る。週末の1度きりしかいけなく、毎週いけるわけでもない。だから、ターゲットが多いのが悩みなのだ。私はひらめ釣が好きである。たぶんひらめ釣が一番、性にあっているという気がする。しかし、食するという点では、一番では無いのだ。まだ、食べたこと無い魚が多いので、1番はつけられないが、TOP近くにいるのはふぐである。から揚げと、鍋の後の雑炊がうまうまなのである。そして、ブッキーあねごを(ブキミって言う意味じゃないよ!ぶきっちょって言う意味でして…)喜ばせるのは、船宿で、捌いてくれるところ。身だけになって、お持ち帰りだから、あとが楽なんだよね〜。

私が、釣りを始めた頃はカワハギもふぐ釣も今のようにメジャーではなく、カワハギなら、内房で1件だけ乗り合いをやっていたぐらいで、後は全て仕立て。南房総まで行ってやったもんね。ふぐも、豊浜港まで行っていた気がする。ま、そあとすぐに大原とかで、やったけどね。
最近はふぐ専用竿なんて〜のも量販店で、売ってるから、人気がある釣り物になったんだな〜って思うよ。しかし、人気があるからって、釣れるとは限らないわけ。私は10月11月と、ヒラメが解禁したばかりだから、とりあえずそっちが忙しいわけで。なかなか、ほかのものに手が出せないんだよね。(とかいって、結構行ってるナ〜!気持ち的な問題です!)ま〜、今期前半としては、爆釣、でか〜い!というのはないけど、そろそろひらめの刺身も飽きたので、ふぐに行くかな?正月用にね。

暮れの押し詰まった、12/28飯岡港の清勝丸さんにお邪魔した。清勝丸BBSで、入念な打ち合わせをして、常連斉藤さんと御一緒していただくことになった。本当は、この日6日間の休みの間唯一清勝をお休みする日だったのにもかかわらず、私の為に急遽来て頂いたのだ。家族を犠牲にしてまで、来てくれた斉藤さんを、「私の仲乗りさん」と呼んでいる私は本当にズーズーしいヤツである。(はっきり言って、前回のヒラメ釣行の時に始めて口を聞いたくらいですから)
3:30過ぎに家を出て行ったにもかかわらず4:30には着いてしまった。道具を車から出し船へと向うと斉藤さんが船の前いた。「席とってあるから、左舷のとも2つね。」も〜感謝感激であります。昨日を清勝の休みにしたということで、今日は御自宅からなのに、艫を取るということは、どれくらい前から来ていたのだろう?本当に恐縮である(その割には態度LL・XL並なんだけどね私)港には3号船・2号船・1号船の順番で係留してあり今日のふぐ船は「型は古いがしけには強い〜♪」の1号船だ。1号船にたどり着くまで、船は凍りつき滑って転びそうである。斉藤さんが荷物を抱えてくれて運んでくれた。最近、こんなことしてもらってないので、涙が出ました…。普通の女に戻りたい…。そんな気持ちになってしまいました。(普通じゃ無いのか?私!)そして、あと1歩で、1号船だというところで、オヤジがなんか船長に言っている。「あ!それ僕のですけど」斉藤さんがオヤジに言う。すると「前から、4人分ここせき取っておいてって、お願いしてあったんだよ」と、のたまう。「でも、竿もクーラーも目印もなにもしてなかったじゃない?」「4人だから、ほか移ってくれないかナ〜?」と、またものたまう。「そんなのありかよ〜」と斉藤さん。私は席にこだわっていないので、どこでもいいが、朝一から、そんなことでもめるのはごめんちゃいだ!しかし、斉藤さんはこの凍っている船を2隻もまたぎ、席を取った苦労が、報われないのだ!
私たちは右舷胴の間に席を取った。斉藤さんいわく、こういうことが、嫌なので、船長は頼まれても席を取ったりはしないという。それをわかっている斉藤さんはオヤジ〜が、嘘を言っているのが、すぐわかったのだ。「あ〜なんか、最初から、やる気そがれた気がする」とヤヤうつむき加減の斉藤さんだった。
「なにいってるの!斉藤さん!がんばんのよ!左舷艫に負けたら、承知し無いからね!左舷にまけるナ〜!」
と、発破をかける私。そうだそうだと、笑顔の船長。そして、5:30過ぎ出船した。
私は錘60号からの女です。それに対応した竿しか持っていません。唯一持っている小物竿はカワハギ釣に行く時買った、これまたお安い「カワハギ釣に最適」なんて書かれてた竿しか無いのである。とりあえずそれを持っていくと「これ何竿?」と聞いてくる。はっきり言って、何竿なのか知りたいのは私で。「カワハギに行く時に買った竿」と答えると。「少しこれでは硬いかもしれないから、この竿使いなよ」と渡してくれたのは「ふぐ専用竿」お〜〜!いいのでしょうか?この私に竿を貸してしまって。根係女王の名を欲しいままにしている私に。借りちゃった。し〜らないっと!
リールは持参した「Daiwa S200早技」をセットした。このリールもカワハギ竿と思われる竿と一緒に買った年代物である。一度も糸巻き直ししていないのだ!す・すごいだろ〜!そして、今回は、スタンダードな青柳カラーとかブラックとかでなく、白く細長く三角形の1面にキラキラ光るシールが張っている新発売と思われる仕掛けをセットした。すると、「あ〜同じだ〜」と斉藤さん。「え?色も同じなの?赤とか黒とかあったでしょ?何故に色まで。これで、吉と出るか凶と出るか、これ使ってるの2人だけですからね〜」
「どのくらい走るのかな?」「30分ぐらい。今日は外川まで行くみたいだね。ちょっと水深が深くなるね30m位かな?」
「え?糸そんなにあるかな?」「は????」「届かなかったら、貸し竿借りるからははは〜!」この時斉藤さんは私に竿を貸したことを後悔したに違いない。

「まちがいない!」(長井秀和風でお願いします)

「はいやってくださ〜い」の船長の声にまだ、じゃりじゃり凍っている青柳をパックから、無理やり付けて海中に放り込む。流石に25号の錘は軽く、なかなか着底しない。どうやんだっけ?なんせ1年振りだから忘れたさ〜。
斉藤さんが空あわせを繰り返していたので、私もやってみる。が、なかなか魚はいないらしく釣れていないようだ。そこへ斉藤さんのリールをまくスピードがマッハ並になりふぐを釣り上げる。やったね!船中1匹目だ。
渋い。ヒラメ並みに渋いのだ。仕方が無い。今年は寒くないんだもんね。海の中でもまだ、固まった群れが出来ていないのではないだろうか?
斉藤さんが「もう少し待っててね。仲間連れて来てあげるから」と先ほどのふぐに話しかけている。「その前に仲間のところに返してくれってさ」嫌味な私(*Θ_Θ*)/
私にも待望のあたり。べったべったに錘を海底に着け疲れたので、そのままにしていると、ガツンと重くなった。私もマッハ並にリールを巻くと「釣れたの?オ〜!」と喜んでくれる。斉藤さんも仲間を連れてきてあげて樽の中には2匹。私も1匹追加して、2匹になった。しかし、周りはいっこうに釣れている様子が無く、もしかしたら、この仕掛けいいのかも〜!と斉藤さんと私は顔を見合わせてニヤニヤだった。
船長はポイント移動をした。しかし、ここでも食いが悪いようだ。私と斉藤さんを抜かしては。
わっはっはは〜!ふぐ最高!
胴の間万歳!

私はともに聞こえるかのように大きい声で叫んだ!この時点で私も斉藤さんも7匹釣り上げていた。

ぽつぽつとだが、斉藤さんと私の竿はマッハ巻きを繰り返していた。その時船長は、大移動をした。無線で、釣れているという情報をキャッチしたからだ。ポイントへ向うとそこの水色は澄んでいた。これなら、ふぐも餌のある場所が、直ぐにわかるはずだ。「イッカで上がってるらしいから、がんばってやってよ〜」と船長ノリノリで、アナウンス。すると今まで沈黙していた、みんなの竿が曲がり始めた。「いれぐいだよ!」皆、笑顔になる。私はというと、もう、疲れちゃってるのね〜。そして、なんかペースが乱れてしまって、入れ食いタイムにもかかわらず私の竿は真直ぐなまま。なぜ?
先ほどまで、「楽しく釣れればいいね〜」なんて言って私とバカ話に付き合っていた斉藤さんまでが無口になってしまった。「斉藤さん?楽しければいいって言ってたのに〜何真剣になってるんですか?「ちょっとだけ真剣に釣らせて〜」と懇願されてしまった。そして、あれだけ釣れていたふぐもお引取りになったようで。集まっていた船団もまばらになっていった。私はこの時点で11匹。入れ食いタイムに4匹だけ。゜゚(>ヘ<)゚ ゜。ビエェーン
「あと1時間だから、目標15匹だね。」「20匹にして見せるぞ!」と、残り時間に全てをかけた。
ここで、ふぐが捌き始められた。私は17匹に終わり、斉藤さんは29匹だった。「切りのいいところで後1匹釣れればよかったナ〜」なんて、言っていたが、またもや堂々の竿頭!・:*:・゜'ヤッタネ!(b^ー゜) オメデト~・:*。・:*:・゜'☆♪
私はな・な・なんとスソ!ボソボソ( -o-)ウソマジ?(-o- )ダベ?( -o-)マジデカ?(-o- )ヤベエナソリャ
釣れていたと思ったのに〜!しかし、竿頭とは隣の席…席のせいには出来ません!仕掛けも同じ…仕掛けのせいにも出来ません。竿は斉藤さんに借りた『ふぐ専用竿』…竿のせいにも出来ません!ど・どうなのこれ?
その理由はたったひとつ…
「まちがいない!」
しかし、それにはふれたくありません。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。